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2014 ドンナフガータ タンクレディ シチリア/イタリア 北海道ワイン・その8 札幌・二条市場近くのアイヌ・イタリアンで、アイヌ・アートの先生方と晩ごはん。 3本目のワインは、シチリアのドンナフガータの赤ワイン。 現行とはデザイン違いの旧ラベル。2014のタンクレディです。 この時点で、かなり酔っ払っていましたので、ひたすら旨い!という記憶しか残っていません(汗) 毎年、品種構成が異なるようですが、2014はカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロ、ネロ・ダーヴォラのブレンドです。 お店のお料理がひたすら美味しく、先生方とのお話がひたすら楽しく、ワインもひたすら美味しく…素晴らしい時間を過ごすことができました。 5人で晩ごはんをご一緒しましたが、ある方とは意外な共通の知人が見つかったり、全員の共通項が発覚したりと、愉快な発見が相次ぎ会話が弾みました。 ところで、ワインの名前のタンクレディですが、ちょっと長くなりますが、ネットで良い説明を見つけたので、以下に貼り付けます。 〈ジュゼッペ・ランペドゥーサの長編小説『山猫』では、シチリアを何十代にも渡って統治してきた名門、山猫の紋章のサリーナ公爵家の血筋でありながら、革命軍に参加し、新しい時代を象徴する若者タンクレディが登場します。ヴィスコンティ監督が映画化した際には、アラン・ドロンが熱演し、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得しました。 時代のうねりに機敏に適応する若きタンクレディは、常に革新的で想像力を結集させ、時に大胆にセパージュを変化させるドンナフガータのワイン 「タンクレディ」に重なります〉 こちらのお店のご主人は、アイヌ料理とイタリアンの融合に長く取り組んでこられた方。映画に登場したタンクレディの姿に、なんとなく重なるものを感じますねえ。 タンクレディが「シチリアの誇り」を体現したワインなら、こちらのお店には「アイヌの誇り」を強く感じます。 いろいろ試行錯誤があったのでしょうが、現在のお店のスタイルは「アイヌ居酒屋」と呼びたくなるコージーなスタイル。 お料理やお店の設えに尖った主張を押し付けるような不粋は一切なく、たいへん寛いだ気分でアイヌの伝統を活かしたイタリア料理とワインの組み合わせを堪能しました(๑˃̵ᴗ˂̵) 楽しい歓談の後、皆さんとお別れしてから、われわれ夫婦2人でとっておきのバーを訪問。 かなり古いモルトウイスキーを1杯ずついただき、最後の締めとしてロマーノ・レヴィのグラッパをおまかせで。 レヴィに関しては、もしかしたら、世界一の品揃えかも知れないこのお店…それだけのために札幌まで来る価値のある店かも?
iri2618 STOP WARS
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2014 ドンナフガータ タンクレディ シチリア/イタリア 北海道ワイン・その8 札幌・二条市場近くのアイヌ・イタリアンで、アイヌ・アートの先生方と晩ごはん。 3本目のワインは、シチリアのドンナフガータの赤ワイン。 現行とはデザイン違いの旧ラベル。2014のタンクレディです。 この時点で、かなり酔っ払っていましたので、ひたすら旨い!という記憶しか残っていません(汗) 毎年、品種構成が異なるようですが、2014はカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロ、ネロ・ダーヴォラのブレンドです。 お店のお料理がひたすら美味しく、先生方とのお話がひたすら楽しく、ワインもひたすら美味しく…素晴らしい時間を過ごすことができました。 5人で晩ごはんをご一緒しましたが、ある方とは意外な共通の知人が見つかったり、全員の共通項が発覚したりと、愉快な発見が相次ぎ会話が弾みました。 ところで、ワインの名前のタンクレディですが、ちょっと長くなりますが、ネットで良い説明を見つけたので、以下に貼り付けます。 〈ジュゼッペ・ランペドゥーサの長編小説『山猫』では、シチリアを何十代にも渡って統治してきた名門、山猫の紋章のサリーナ公爵家の血筋でありながら、革命軍に参加し、新しい時代を象徴する若者タンクレディが登場します。ヴィスコンティ監督が映画化した際には、アラン・ドロンが熱演し、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得しました。 時代のうねりに機敏に適応する若きタンクレディは、常に革新的で想像力を結集させ、時に大胆にセパージュを変化させるドンナフガータのワイン 「タンクレディ」に重なります〉 こちらのお店のご主人は、アイヌ料理とイタリアンの融合に長く取り組んでこられた方。映画に登場したタンクレディの姿に、なんとなく重なるものを感じますねえ。 タンクレディが「シチリアの誇り」を体現したワインなら、こちらのお店には「アイヌの誇り」を強く感じます。 いろいろ試行錯誤があったのでしょうが、現在のお店のスタイルは「アイヌ居酒屋」と呼びたくなるコージーなスタイル。 お料理やお店の設えに尖った主張を押し付けるような不粋は一切なく、たいへん寛いだ気分でアイヌの伝統を活かしたイタリア料理とワインの組み合わせを堪能しました(๑˃̵ᴗ˂̵) 楽しい歓談の後、皆さんとお別れしてから、われわれ夫婦2人でとっておきのバーを訪問。 かなり古いモルトウイスキーを1杯ずついただき、最後の締めとしてロマーノ・レヴィのグラッパをおまかせで。 レヴィに関しては、もしかしたら、世界一の品揃えかも知れないこのお店…それだけのために札幌まで来る価値のある店かも?
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