モレ サン ドニ、アンヌ エ セバスチャン ビドー。ヴィンテージは2012。一応、レ ポローの畑名付き。 丁寧に作られたことが窺える、このクラスにしては深くも澄んだ色調。ミネラルを感じる雄弁なアロマ。 アタックは柔らか。酸や収斂性の奥に「ここらしい」旨味。鉄分の主張は一貫しています。 新しく若い小さなドメーヌで、ブルゴーニュの伝統と世代交代の縮図のよう。適度な葡萄のエキス分が、ここであることの証のようです。 ブルゴーニュはボルドーとは異なり、人の入れ替わりが、リアルタイムでワインの出来に複雑に絡みあうようです。この生産者の未来にも幸があればいいですね。 地元の定番、瓦そば(もどき)に合わせて、美味しくいただきました。(^^)

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