Marc Barriot Le Trouble Fait写真(ワイン) by WINE NINJA

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REVIEWS

ワインMarc Barriot Le Trouble Fait(2016)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2017-10-14
飲んだ場所恵比寿ガーデンカフェ
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格2900
インポーターディオニー

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WINE NINJA

2016 フランス南西部、地中海に面したトゥーロンの地で生まれたマルク・バリオは、ワイン造りの夢を実現する為に、プロヴァンス地方バンドールの Domiane Ottoで基本を習得、自然農法実践への熱い想いが膨らみ、ルーションの内陸部・モーリー地区に条件の見合う畑を見つけ移り住みまし た。 冬は温暖、夏の日中は暑く、夜は涼しいといった気候や、西から吹くタラモンタナが乾燥をもたらし害虫などからブドウを守ってくれる自然環境や、 地質が複雑に入り組んだ地理的条件に惹かれました。 現在ではモーリー、エスタジェルなど4つの村に18区画、計11haの畑でビオディナミの要素を取り入れた有機栽培を実践しています。 土壌は、雲母・青灰色・赤褐色・茶・白などのシスト土壌や水晶などで構成され、標高150 ~ 450mの高地 であるためフレッシュさを残しつつゆっくりと熟し、東から北向きの斜面で育つブドウには引き立った酸味が感じられます。 戦後、経済危機に直面したフランスでは効率の良さだけを追及し1区画1品種が推奨されブドウ樹が引き抜かれましたが、彼の畑では無理やり抜かれることもなく数品種(7品種の区画も!)のブドウ樹が植わるほか、樹齢100年を超えるマカブーや樹齢50年のカリニャンなどが残るのが特徴です。 化学肥料や除草剤を一切使用しない畑にはマルクが「ナチュラルな植物肥料」と呼ぶ、雑草やカモミールなどが生育し、雨で土砂が流れにくくするため土中に根を張ったり、畑を耕してくれるミミズの成育を促したり、結実を早めるミツバチが集まったりと、畑を取り巻く生態系にメリットを与えてくれます。 ブドウの栽培方法も通常の垣根づくりではなく株づくり(ゴブレ)で、株と株との距離が充分あるため周り360度すべて小型トラクターや鍬で耕すことができます。 そのためフレッシュな空気が染み込んだ土中には生き生きとした生命が宿り、ブドウの生育を助けます。 驚くような急斜面の畑でも、 ほとんどの作業(剪定・収穫以外)を一人でこなし、収穫は手摘みで稀に見る低収量です。 品種とポテンシャルによってタンクと樽を使い分け、より新鮮さを保つ醸造を重要に考えています。 SO2は最低限の添加に抑えています。 そんなマルクの夢は、ルーションの素晴らしい自然とテロワール、ブドウ品種の特長が合わさった個性溢れるワインを造り、愛好家達をうならせることだと言います。 「トゥルブル=濁った」の意で、醸しにより濁りワインに仕上げました。 酸を保つため例年より収穫を早めたミュスカアレクサンドリとマカブーをマセラシオンカルボニック後、ステンレスタンクで発酵、木樽で熟成しました。(ディオニー) 濁った黄金色。 オレンジ、ライチ、ハーブの香り。 酸は程々。 BIO感。

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