フランス南部のコート・デュ・ローヌ地方北部サン・ジョセフ地区、ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャヴ サン・ジョゼフ2018(量り売り)。シラー100%。 色味はやや紫がかった濃いルビー、香りはブラックベリーにブラックチェリー、ブラックペッパーだが丸みを帯びているスパイス香と革香、鉄あるいは血肉の香り。 飲み口は非常に濃縮感ある果実味に、厚みあるが非常に細かく口当たりの良いタンニン、酸味は相対的に引いた位置でバランスされる。優しく重量感ある美味いワイン。 なぜ刃物？だけど刃物でいうとさながら鉈(ナタ)のような、切れ味は鈍い(酸味はやや奥待った)が野外(血肉の感)で使う重量感(香り飲み口共通の印象)ある感じ。日本刀でもサーベルでもなく、ナタ。

TKR