NV フォンセカ トウニー・ポート 連休ということで、何だがゆったりした気分になりたくて、実に久しぶりにポートを飲んでいます。 日中、所用があり八重洲の地下街へ。条件反射のように、リカーズハセガワへ行きました（笑）。 しかし、家には飲まなければならないワインが鈴なり状態…ジャスト・ルッキンのつもりでしたが、連れ合いの「そういえば、最近、甘いの飲んでないね？」の一言。 マルサラのドルチェとレイト・ボトルド・ヴィンテージとの三択で、トウニーを購入することになりました。 フォンセカのトウニーは、たぶん初めてですが、どんなワインでしょうか？ 外観は、全体がオレンジがかった淡いルビーで中心部が紫のニュアンス。エッジは1.5ミリ幅の透明なディスクができていて、いかにも甘口なワインという説得力のあるビジュアルです。 香りは、揮発性の甘いアルコール（笑）。熟したプラム、イチジクのコンポート、レーズン、乾燥ミント、黒糖、ラムネ、そして綿菓子。懐かしい香りですね！ 味わいは、ジワッとくる強烈な甘味。それを下支えする穏やかな酸味。ぐぐっとくるアルコール。それらを産み出した膨大な果実味も健在です。 甘みは強烈ですが、切れ味はよく、余韻は長く続きます。 矛盾したことを書いていますが、味わいが、一度スパッと切れた後に、じわじわ余韻が戻ってきて、そのまま長く続く感じですね。 このワイン、ナイトキャップとして求めましたが、実に目的にかなった味わいです。今夜は安らかに眠れそうです。

iri2618 STOP WARS