2012 ソーミュール・シャンピニー フラン・ド・ピエ ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ 素晴らしいワインです。非常に凝縮されたワインであり、味わい、香り…もの凄くたくさんの要素が複雑に折りたたまれていて、今の時点では、極々ほんの一部の要素が解けてきているだけで、まだ全貌が明らかになっていない、そんなイメージです。今飲んでおいしいですが、本当の飲み頃はまだまだ遥か先にありますね。勢いで開けてしまって申し訳ない気持ちになりました。それはさておき、抜栓して30分ぐらいで、グラスの中の香りがどんどん変化してきました。フルーツ系よりも、白檀とか伽羅といった香木系のニュアンスをより強く感じます。面白いッ！AOC的にはカベルネ・フラン100%なはずですが、よく言われるピーマンのような香りはまったく感じとれません。ブラインドで出されたら、絶対にわからないタイプですね。

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