2019 モンテス　カイケン　ウルトラ　シャルドネ　メンドーサ/アルゼンチン 月曜日のワイン。 日曜日の深夜、マルタ・アルゲリッチのドキュメンタリー映画をついつい観てしまい、月曜日は絶対にアルゼンチン・ワインを飲む決意でカイケンです。 因みに昨夜は、アルゲリッチのあまりに強いキャラクターに、ワインを飲み気に至らず、なぜかスコッチ・ウィスキーのオン・ザ・ロックをいただいていました(笑) 本日は、アルゼンチンの強めの白を飲みたくなり、チリのモンテスがアルゼンチンでつくるカイケンの「ウルトラ・シャルドネ」をいただくことにしました。 外観は輝きの強いイエローベージュ。ちょっとグレーがかった不思議な色合いです。 香りははちみつレモンに花梨∑(ﾟДﾟ)トロピカルっぽさはなく、黄色い柑橘の香りが支配的。 口に含むと、分厚いボディに「ウルトラ」の片鱗。バタースコッチのコクにわかりやすい酸の強さ、クリアな苦み、少し重たいミネラル…輪郭のくっきりした重厚なワイン。 昨夜観た、アルゲリッチのキャラクターと被る部分はありますね！ 特にシャルドネには珍しいほろ苦さが、なんとも天才ピアニストの知られざる私生活の部分と重なります。 あの映画、わざわざ観るのは彼女のファンだけでしょうから、いまさら初めて知る事実もないのでしょうが、それにしても音楽の才能に恵まれることが、必ずしも実生活の幸福を保証するものでなく、むしろトレードオフのような関係にあるように見えるのは、多分、私が平凡すぎる人間だから？(苦笑) アルゲリッチと彼女の3人の娘たちの関係と生活の記録は、私にはある種の「苦さ」なしには受け止められないものでした。 そういう意味で、このシャルドネが持っている不思議な苦みは、昨夜観たアルゲリッチを思い出しながら飲むには、これ以上ない位相応しい味わいだと思いました。

iri2618 STOP WARS

もしかして、「私こそ音楽！」でしょうか？ DVD 持っています！ 今度ウルトラ・シャルドネ頂いてみます♪ アルゲリッチさん、6月5日で80歳になられますね♪

めえめ

めえめさん　『Bloody Daghter』というタイトルでしたが、なかなか凄い邦題ですね♪ 映画を観た後、アルゲリッチのショパンのプレリュードやポロネーズを聴き、さらに「マルタ繋がり」で、ビートルズの「Martha My Dear」をオリジナル・バージョン、ブラッド・メルドーのカバー・バージョンで聴きましたが、この曲、マルタがイギリスに住んでいた1966〜8年ぐらいに作られているんですよ。歌の中のマーサはポールが1966年から飼い始めた犬の名前ですから、アルゲリッチとは関係ないんですが、彼女が65年にショパンコンクールで優勝した後、アビーロードスタジオで録音したりもしてますから、もしかしたらどこかですれ違ったりしてるかもしれないですね

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アルゲリッチさんは昨年ソリストでいらしたんですが信じられないくらい良い音楽で人柄も穏やかなおばあちゃんといった感じでした。私生活も含めまさにスターですね。

So1214

So1214さん　共演されたんですか？ 凄いですね。私は、ウン十年前の来日公演を観に（聴きに）行ったはずですが、プログラムを全然思い出せないんですよ(>_<) いま、もし行けるのであれば、彼女のバッハを聴いてみたいですね♪

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