ワイン | 小布施ワイナリー Dom. Sogga Albariño(2019) | ||||||||||||||||||||
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日本でアルバリーニョ作ってるんてますね!先日行った酒屋さんでお布施さんのシャルドネ見つけて購入しました。 ナイスな音楽聴かれてますね♪
Satoko K
Satoko Kさん コメントありがとうございます。日本のアルバリーニョは、この小布施さんとカーブ・ドッチ、フェルミエの新潟チーム、そしてSatoko Kさんのお近く、大分の安心院のものをいただいたことがあります。新潟チームは「海のワイン」、小布施と安心院は「山のワイン」という印象ですが、いずれもハイレベルなアルバリーニョだと思います。是非お試しあれ。 『Cool Struttin'(クール・ストラッティン)』は、ワインを飲みながら「ジャズでいちばん有名なアルバムって何?』と娘ちゃんに訊かれ、マイルスかコルトレーン、いやエヴァンスのアルバムかな…なんて考えていたら、彼女が「あの脚のキレイなヤツかな?」と自分で語り出したので、聴かせてあげた際のスクショです。確かに、ジャケットも中身も印象的ですもんね。その後、マイルスとコルトレーンを流したことは言うまでもないですね。
iri2618 STOP WARS
アイラブ小布施さん♡(©︎AI♪さん):その53 2019 小布施ワイナリー ドメイヌ・ソガ アルバリーニョ 小布施 長野/日本 月曜日のワイン。 次男と連れ合いが遅くなり、晩ごはんは娘とサシメシ。 作りおきの鶏と大根の煮物、ムール貝の白ワイン蒸し、生湯葉、お味噌汁、十穀米ご飯というメニューに合わせて、小布施さんのアルバリーニョを開けました。 小布施さんのアルバリーニョ、単独のものは2017、2018に次いでこれが3本目になります。 例によって、全長56mmのDIAM10を抜き、ワインをラディコングラスに注ぎます。 個人的な見解ですが、小布施のワインは赤であれ白であれ、小型のバルーンタイプ、つまりラディコングラスのような形状のグラスとの相性が最高だと思います。 香り高く、高密度で果実の旨みとミネラルのエッセンスを閉じ込めた、しなやかでエレガントな小布施ワインの酒躯には、大きすぎるグラスは似合いません。 このアルバリーニョも、まさにそんな小布施さんのスタイルを代表するワインだと思います。 外観は、微かにグリーンがかった、クリアで輝きのあるライトゴールド。 ワイン越しの景色の歪み方を見ると、かなり粘性の高いワインであると思われます。 娘ちゃんは、初手で「火薬みたいな香り」と言っていましたが、ミネラル感全開、かなりフリンティな刺激があります。硬くて白い石のイメージで、ひんやりとした冷涼さを感じます。 ライムや酢橘のような緑の柑橘、青柚子の皮、山椒の芽のようなピリッとした刺激のフラグメント。 青さを感じる木質感もあり、全体的にかなり尖った鋭角的な香りです。 味わいもまた、クリアでシャープな小布施さんらしい清涼感溢れるイメージ。 リースリングの先端をさらに尖らせてシャープにしながら、ボディを太く滑らかにしたような触感。 酸の効いたライムジュースをベースに、水晶のような透明な鉱物を溶かし込んだ印象を受ける、ドライでクールな結晶化した味わい。 飲めば飲むほど覚醒していくような、不思議な作用のある風味に感じます。 飲めばもちろん酔っ払いますが、飲むほどに目が覚めるワイン? いや、それは酔っ払っている証拠だから…(苦笑) 不思議な透明感のある味わいは、やはり小布施さんならではのものだと思います。 アルバリーニョは「海」のイメージで語られることの多い品種ですが、本場のリアス・バイシャス地方では標高の高い山深いところでも造られており、「山のアルバリーニョ」と呼ばれるタイプもあるそうです。 その二分法でいくなら、こちらは明らかに「山」のワイン。 開けたてより2〜3時間後、抜栓当日より翌日以降に真価を発揮するタイプだと思いましたが、開けてすぐに打ち解けてくれて、すぐに飲み切ってしまいました(>_<) レビューを最後まで読んでこのワインに興味を持たれた方、お店によってはまだ在庫のあるヴィンテージだと思いますので、ぜひ2日目以降のレポートをお願いいたします!
iri2618 STOP WARS