2009 ベルトラン・ダルヴィオ　シャトー・ド・ラ・ヴェル　ボーヌ 1erクリュ　マルコネ ブラン　コート・ド・ボーヌ　ブルゴーニュ/フランス 水曜日のワイン。 軽いスナックを食べてから、2ヶ月に1度のマンションの管理組合の理事会に出席した後、つれあいのつくってくれたポトフをつつきながら晩酌。 久しぶりにブルゴーニュのワインです♪ つくり手のベルトラン・ダルヴィオのワインは、何本かいただいたことがありますが、vinicaにポストしたことがないので、少なくとも9年以上はご無沙汰のはず。 とても上質なワインをつくるけど、強烈な個性とは無縁で、良くも悪くも記憶に残りにくい中庸なワインを産み出す生産者という印象が残っています。 こちらのボーヌ 1erは、自家熟成のワインではなく、半年ほど前に荻窪の酒屋さんで見つけたものです。 バックヴィンテージで諸々リスク有りとはいえ、ブルゴーニュの1級ワインが、今どき本体価格U_5000円というのは貴重だと思います。 冷蔵庫で保存していたボトルを取り出して抜栓すると、とても瑞々しい柑橘系の果実香が鼻腔に刺さります！ これはなかなか良い状態♡ グラスに注ぐと、そこそこ濃いめのクリアなレモンイエロー、いや、淡いゴールド？の見た目。 透明感が強く、15年目のシャルドネにしては、相応の熟成感を見て取れない若々しい外観だと思います。 香りは、抜栓時の印象通り柑橘系中心のフレッシュな果実香に白い石や白っぽいイメージの乾いた土に、白い花や白いスパイスがトッピングされた感じ。 とても良いですね♡ ピュリニーやシャッサーニュなどの「モンラッシュ系」とは、少し方向性が異なるような気がしますが、典型的なブルゴーニュのシャルドネの香りを感じます。 あえて言えば「ムルソー系」的な？ 口に含むと、やはりムルソーライクなコッテリ感やマッタリ感があり、ああ、ブルゴーニュの白って美味しいなぁ…と、なぜかしみじみした思いが過ぎる、実に感慨深い味わいだと思います。 特別に突出したところはなく、記憶通り「中庸」の極致のような風味のワインではないでしょうか？（もちろんホメています） 「久しぶりのブルゴーニュの白ワインが、このワインで本当に良かった！」 何だか、ワインの術中にハマってしまったような気もしますが、まあ、それもしょうがないか…そう思わざるを得ない素晴らしいワインだと納得しました(苦笑) ※この週末に衆議院議員選挙＆最高裁裁判官国民審査の期日前投票を済ませてきました。 国の在り方、政治や経済などに、有権者としての意思を表明し民意を示す方法はいろいろありますが、いちばん確実かつ具体的な方法は、やはり選挙ですね♪ vinicaのユーザーの方は、ほぼほぼ全員の方が選挙権をお持ちだと思います。 皆さま、是非、この権利（義務でもあると思いますが…）を有効に行使されますように！

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