今まで前をしょっちゅう通り過ぎてた近所の酒屋さんに初上陸のついでに購入。 2006というヴィンテージとやたらお求めやすい価格がギラついて見えた。 赤茶けた、レンガのような色。 華やかでいて落ち着きのあるなんとも言えない香り。革っぽさや樽、土っぽさ、スパイスらしさ等はあまり感じないが、うまく表現できない。 これをうまく表現して説明してくれるソムリエさんが必要。 遠くから干しぶどうとトマトっぽい風味。 澱がかなり多く、もう少し置いたらよかったか、しかし、容れ物を移すなど即興デキャンタージュで対応。 タンニンぽさとは何か違う渋み。酸っぱさはないが、かなり口の中に引っかかる感じがある。ごくごく行く感じではないが、美味しくないという訳ではない。 空腹ではないのに表示にある13%よりだいぶアルコール度数が高く感じる。 温度が上がると革っぽさ、ダシっぽさが出て来た。 月曜から仕事を勢いよくやっつけたところでごくごく飲みたいときのチョイスではなかった気がするが、それもよし。 残り半分は明日以降に。

kumeyarr

2日目は最初からデキャンタを使用。 澱がうまく避けられて味もややまろやかに。革っぽさは思ったほど残らず、熟した果実のやわらかく深い風味が長く続いた。

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