Elio Grasso Dolcetto d'Alba dei Grassi写真(ワイン) by okagedeshita

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REVIEWS

ワインElio Grasso Dolcetto d'Alba dei Grassi(2016)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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  • Original
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2020-05-26
飲んだ場所
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購入単位
価格帯
価格
インポーター

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okagedeshita

明るいガーネット、赤系ベリーとチェリーの香り 割りと酸味もあるドルチェット、しっかりタンニンとスパイシー感、かなりライト かつてピエモンテでは一部の大手等、ごく限られた生産者のみが瓶詰めを行っており、ほとんどの葡萄栽培家は収穫されたワインを瓶詰めする等は考えもしていませんでした。グラッソ家も先代までは葡萄栽培のみを行っておりました。 先代は『葡萄栽培家はあまり良い職業では無い』と考えており、現オーナーのエリオ氏には家業は継がせるつもりはなく、エリオ氏はトリノの経済大学にすすみ銀行に就職をしますが、先代が病気に掛かってしまった事をきっかけに『自分の生まれ育った風景を残したい』という思いから家業を継ぐ事を決意し、そして現在は合計14haの畑を所有。年産約5000ケース程の生産をするようにまで至りました。 1978年より区画ごとに醸造したバローロ、“キニエラ”“カサマテ”をリリースするようになり1995年にはワイナリーにとって最上級のバローロ“ルンコト”の生産を始めます。そのルンコトの2ndヴィンテージ1996が2002年度版のガンベロ・ロッソ誌にて「ベストワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる等現在はイタリア国内外で高い評価を得ております。 世界各国でも大変人気があり需要の高いワイナリーですが、エリオ氏は自分達が管理できる範囲以上の生産本数を増やすことは考えておりません。 ◎ワイン造りに対する徹底した環境造り エリオ・グラッソでは『何がワインに対してベストなのか?』というのを追求し、数年前にカンティーナを建て替えました。 まずカンティーナに入ると温度・湿度の管理が完璧に行き届いたMLF中のルンコトのバリックが並べられた部屋が広がります。 そしてその奥の扉を入ると高速道路のトンネルを掘る機械で掘ったという自慢のエイジングセラーに樽が並べられています。トンネルを更に進むと瓶熟の部屋とワインをストックする部屋があります。 そしてトンネルの突き当たりの階段を昇ると発酵等を行っているタンクのある部屋に行き着きます。 非常に清潔感があり温度・湿度の管理が完璧にコントロールできるワインに対してベストな環境が整ったカンティーナです。 ドルチェット100%(平均樹齢30年) 土壌:中程度の柔らかさの粘土石灰質 醸造:ステンレスタンク発酵、熟成。 2017ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…89点 参考:過去ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…90点(2010,2011) 私は過去、これ程までに洗練された、ブルゴーニュ的なドルチェットを味わったことはない(アントニオ・ガッローニ 2011ヴィンテージ) 深く濃いルビー色。完熟した赤い果実と赤い花、スパイスの香り。 柔らかいタンニンと、フレッシュな酸、全体を包み込む綺麗なミネラル。 余韻まで綺麗かつ繊細な香りが口中にて繰り返す、エレガントな味わいです。

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