アーネストロベール acブル2015 色調はやや深いルビーレッド 香りは明らかに不自然な薬剤のような爽快感が全面に出ている 果実香は確かにpnっぽい赤い果実があるものの、全て謎の爽快感に包まれて背後に霞む 酸は殆ど感じられない タンニンが存外強く、ヴィンテージから想像するよりは収斂性のある軋みが感じられる 肉のハナマサが自社インポートするブルピノ acブルゴーニュながら税込548円と南仏以下の価格で明らかに何かがおかしいが、香りからその異常はすぐに感じ取れる とはいえ広域ながらもaoc規定をクリアしていながらこんなものが存在するとなると、1,000円台中盤から流通している協同生産や大手ネゴスの格安広域でもそれなりに品質には心を砕いているのだと思い知らされる ワイン自体が壊れてしまっており美味い不味い以前の問題であるが、未経験の方には是非一度口にすることをお勧めしたい

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