キリンが扱っているブルゴーニュワインのネゴシアン、アロース・コルトンです。いわゆる「訳ありワイン」でヴィンテージは不明です。色調も明るく吹いた跡もないので問題なく飲めるでしょう。早速飲んでいきます。 色合いは色あせた紅茶色。粘性も低い。飲み頃過ぎちゃったかな? 香りは繊細なキノコ、干しイチゴ、香りには期待大。サクランボ、革の暗い香り。土っぽい香り。薔薇の花の香り。ミントのような草の香りが「あっブルゴーニュだ！」と思わせる。 酸味やタンニンに不自然なところなく, 余韻が非常に長い。かすかな甘み。酸味はシャープな感じ。果実味も辛うじて残っており最後の飲み頃と思われる。味のボリュームが大きい。苦味あり。開けたばかりの時は土の要素が強すぎるかな。2000年前後かな? 味わいの紅茶感はあまりなくて土っぽい。ボトル下の部分は古くなったワイン特有の臭みを発していて、梅干しのような酸っぱさが出ていていまひとつだった。

hartmann13