味わい |
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香り |
ワイン名 | Zorah Karasi |
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生産地 | Armenia |
生産者 | |
品種 | Areni (アレーニ) |
スタイル | Red Wine |
2024/01/24
(2017)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2017 ゾラ・ワインズ カラシイ リンド イェゲグナゾル ヴァヨツ・ゾル/アルメニア 火曜日のワイン。 毎週、日曜日に通う教会で行った「聖書の中のワイン」という読書会(という名のワイン会・笑)で開けたワイン。 vinicaのポストでは、ジョージアのクヴェヴリワインを先にアップしていますが、その会で最初に開けたのは、こちらのアルメニアワインです。 当日、読書会のテキストとして取り上げた聖書の個所は、旧約聖書の創世記に記された、「ノアの方舟」のエピソードでした。 ノアとその家族が神の命令によって方舟をつくり、たくさんの動物たちと共に洪水を乗り切り、アララト山に辿り着いたお話は有名ですが、その後のノアたちのことはご存知ですか? 方舟から降り立ったノアは、農夫となってぶどうを植え、ワイン造りを始めたんですよ。 歴史上、最初のぶどう栽培家&ワイン生産者となったのが、実はノアでした。 聖書には、ワインを飲んで泥酔した挙げ句、素っ裸になって寝落ちしたノアの姿が、文字通り、赤裸々に記録されています。 ノアは、人類史上、最初の酔っ払いでもあったのです。 では、その「最初のワイン」はどんなワインだったのでしょう? その疑問に対する私の答えが、このアルメニアのワインです。 アルメニアは周囲をロシア、ジョージア、アゼルバイジャン、トルコ、イランに囲まれた小国で、1991年に旧ソビエト連邦から独立を果たしました。 方舟が漂着したアララト山は、頂上はトルコ領土にありますが、アルメニア・イラン・トルコの3カ国にまたがる山塊です。 考古学的には、人類最古のワインづくりの痕跡は、アルメニアのお隣でアララト山にも近い、ジョージアで発見された約8000年前の遺跡だとされています。 ただ、その発見以前は、アララト山の目と鼻の先とも言える、アルメニアのアレニ(Areni)1洞窟内で見つかった、6000年前のワイン醸造施設の遺構とされていました。 実際に、人類のワインづくりはアララト山のすぐ近くで始まっているのです。 そして、ワインをつくるぶどうの原産地も、ジョージアとアルメニアにアゼルバイジャンを加えた、南コーカサスと呼ばれるエリアといわれています。 ノアと最初のワインづくりをめぐる、あまりに正確過ぎる符合は、ただの偶然でしょうか? 実は、ノアの方舟の洪水に関するエピソードは、ギルガメッシュ叙事詩をはじめとするメソポタミア各地の神話や洪水伝承と共通していて、旧約聖書の件(くだり)も、そのバリエーションのひとつと見做されます。 ぶどう&ワインづくりに関しては、また別の、失われた伝承に基づくものと考えれば、この地方で古くからぶどうが栽培され、ワインが醸造されてきたことを伝える古代人の記憶を反映したものと言えるのではないでしょうか? さて、「ノアのワイン」として取り上げたこのワインは、アレニ・ノワールという、アルメニア固有の古代品種からできています。 世界で最も古いブドウ品種の一つで、数千年前からアルメニアで栽培されてきた原産品種です。 フィロキセラの影響を受けず、自根によって種が保たれていることがDNA検査で証明されているそうなので、まさに「ノアのワイン」に相応しいのではないかと思います。 アレニ1洞窟近くの、標高1400m地点の畑に植えられたアレニ・ノワールを手摘みで収穫し、除梗後コンクリートタンクで醗酵させた後、「カラシ」と呼ばれるアンフォラで1年かけて熟成させるそうです。 瓶の名前こそ違いますが、ジョージアのクヴェヴリによるワインづくりとよく似ています。 ワインは、赤みの強いガーネット。新鮮な赤果実や熟した黒果実のアロマがあり、ピリッと刺激的な黒いスパイス、ドライハーブや硬い石のようなミネラルのニュアンスもあります。 口に含むと、とてもドライで、滑らかな口当たりやきめ細かなタンニン、しなやかで強い果実の旨み、キレのある酸が印象的です。 複雑なスパイシーさや、硬めに効いているミネラルが、ワインの味わい全体を上品に引き締めています。 余韻は長く、最後に微かな苦みと墨汁や炭のような風味が残ります。 「古代品種」ということで、少し荒々しい味わいを想像しそうになりますが、とても洗練された完成度の高いワインだと思います。 余談ですが、古代のアルメニア王国は、4世紀初頭にキリスト教を、世界で初めて公認し、国教化した国。 そういう因縁を含めて、教会の読書会で、「最初のワイン」として紹介する意味と必然性が感じられるワインでした(笑)
2023/03/06
(2018)
フレッシュな果実味に独特なスパイスの刺激。美味しい。
2021/05/06
ワイン発祥の地、コーカサスの一品。大好きな逸品。 余談ですが、「ワインにおける酸味」というのずっとわからなかったんだけど、久々に飲んだこれではっきりとわかった。これ酸っぱい! なんでいままで気づかなかったのかな。最近飲んだワイン(つまり、このサイトに投稿するようになってからのワイン)がことごとく酸味のないタイプだったのでしょうか。 ワイン道、まだ歩み始めたばかり。
2021/01/02
(2016)
価格:1,900円(グラス / レストラン)
綺麗な赤紫色、とにかくタンニンとベリーフルーティバランスが最高、酸際立たず極めてエレガント、つまみなしで美味しく飲める、さすがワイン発祥の地アルメニアワインです。
2021/01/02
(2016)
ワイン発祥国の1つであるアルメニアにて、世界最古のブドウの1つで造られたワイン。更にロマネコンティと共に世界トップ10ワインにランクインしたり、ミラノ万博の祝賀ディナーで提供されたりと、新進気鋭の実力派。 このような前評判を裏切らない、複雑みを伴う芳醇な味わい。香りはベリー系やスパイス。サンジョヴェーゼやカベルネ・ソーヴィニヨンらしさも感じさせる。大満足でした。
2020/09/22
(2016)
コルクの上に付いてる白い蝋みたいなキャップがうまく取れず、開栓時に少し中へ入ってしまったのが残念。味は好きな方。
2020/09/10
(2016)
3杯目は先日安比で飲んだのと一緒だったので割愛し、4杯目がこちら。アルメニアの赤。中々濃くて良かった。最後おまけしてもらって、ついつい長居。 また来ようっと。
2019/10/22
(2015)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
アルメニアの赤。 ドライですが徐々に華やかさが出てきます。
2019/05/24
(2015)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2015 ゾラ・ワインズ カラシイ ヴァヨツ・ゾル/アルメニア ブラインドテイスティングの大会に参加するため、付け焼き刃で飲んでみたワイン、その③です(>_<) こちらのワイナリーの白は以前、いただいたことがありますが赤は初めて。 なんとなく、この辺りのエリアから出題されそうな気がして、念のための確認用に購入してみました。 抜栓は日曜日の夜なので、4日目になりますが、全然ヘタレは感じません。 初日はINAO規格のテイスティンググラス、2〜3日目がJSAの50周年記念グラスでいただいていますが、4日目のブルゴーニュタイプが、香りをよく拾い、且つ、口当たりも滑らかな感じで、いちばん美味しくいただくことができました。 外観は、輝度の高い淡めのガーネット。少し紫のトーンが強くザクロの実を思わせる色調です。 ラズベリーっぽい赤果実やブラックチェリー、オリエンタルな黒いスパイス、チョーキーで硬い石を連想するミネラルのニュアンス、ドライフラワーや湿った腐葉土、黒土、ヨードなど、さまざまな香りがグラスを満たし、溢れ出してきます♪ 口に含むと、先ずイキイキした酸味をベースに持つ熟した果実味を感じます。 口当たりは滑らか。タンニンは細かく溶け込んでいて目立ちませんが、それなりに豊富で、意外に渋味が強いですね。 基本的にドライな味わいで、とてもミネラル感が強く、後口はかなりスパイシー。ちょっとした苦味と墨汁のような風味が残ります。 全体としては、ちょっと尖った鋭利さを感じる緊張感のある味わいのワイン∑(゚Д゚) 背筋が伸びる美味しさです(笑) ワイン名のカラシイはアルメニアでのアンフォラの呼び名、「カラシ」から来ているようで、名前の通り、1年ほどのアンフォラ熟成を経たワインだそうです。 ちなみに品種はアレニ・ノワール。数千年前からアルメニアでつくり続けられている、世界最古の古代品種のひとつで、標高1400メートルの自社畑で自根栽培されたもの。 さすがに、こんなマニアックなワインが試験に出るはずはないですね(苦笑) さて、アルメニアのワインに合わせて聴いたのは、アルメニア出身のジャズピアニスト、ティグラン・ハマシアンが2015年にリリースした『Luys i Luso』。 彼のECMデビュー作になりますが、これがちょっと考えられないほど素晴らしいアルバムです。 古代から中世、近代に至るアルメニアの賛美歌や聖歌を取り入れた、「聖なる音楽」としか呼びようのない美しい音の世界。 便宜上割り当てられているジャズやワールドミュージックという分類を、遥かな高みから見下ろしているようでもあります。 聴いているうちに、突然、キース・ジャレットが録音した、神秘思想家のグルジェフのピアノ曲集を思い出しましたが、そういえばグルジェフもアルメニア出身でしたね! WEBでこのアルバムのことを検索してみると、もともとハマシアンが、ジャレットの『Sacred Hymns』を通してアルメニアの伝統音楽に開眼した、という記述が目に飛び込んできて、思わず鳥肌が立ちました…∑(゚Д゚) 世の中は神秘と必然に満ちています(笑)
2019/04/16
(2015)
アルメニア!!かなりしっかり美味しい。
2019/03/10
(2015)
東欧ワインフェアで買った第2弾は、アルメリア。世界最古の品種とのことだか、味わいはスパイシーでエキゾチックな、おしゃれワイン。
2019/02/14
(2015)
ゾラ・ワインズ カラシィ 2015 アルメニア イェゲグナゾル地方 アレニ・ノワール100%。イチゴ、チェリーなどフルーティーで酸味ありフレッシュな印象。あと、スパイス感も。美味しかったです。
2019/01/25
昨夜のワイン。
2018/12/01
スッキリとした味わいの後に、深みがあるワインです? さっぱりとした料理との相性が良さそうです^_^
2018/09/01
すべランチ お肉は蝦夷ジカの赤ワイン煮込み ワインの方は勧められるままに
2018/05/27
コメント忘れ。アルバニアの赤。変わった品種。王道品種から半歩踏み外してる感じ。最初にしっかり酸がきて、余韻に墨の香りが。
2017/12/30
(2015)
アルメニアのワイン。
2017/12/20
(2014)
ブラックベリー、ブルーベリーなどのフレッシュな果実香に、胡椒やクローブのようなスパイス、湿った木のような香り。口に含むとフレッシュな果実味とともにタンニン、酸がしっとりと広がり、静かな印象。 二日目になると、よりベリー系の華やかさが鮮明となり、対比的に湿り気を帯びた石のような陰性の要素が際立つ。
2017/10/12
(2015)
アルメニア。グルジアみたいなのかと思いきや、この香りの既視感は?味がまた香りと違っていて
2017/09/16
(2014)
信頼できる方の評価が高いので試しに。シルキーで熟した果実感は北イタリアのワインに近い印象。それでも南仏のように落ち着きもある。
2017/09/15
(2015)
アルメニアのareni noir というブドウらしい。 プリミティーヴォっぽい感じ。 重めで、しかし濃くないやつとオーダーしたら提案してくれました。 おいしい。
2017/09/08
(2014)
頂き物。美味しいです。ありがとう!
2017/08/25
(2015)
初めてのアルメニア。エレガント系で好評でした。
2017/08/11
アルメニアのワイン 一年前に呑んだワイン ピノ・ノワールぽいし、ローヌの感じもある。スパイシーなブケが凄く面白いワインです。
2017/03/13
(2014)
アルメニアワイン!飲んだことないけれどなんだか懐かしい感じの味わい
2017/01/04
(2014)
〈阪神の試飲①〉 タカムラの後に阪神百貨店の地下ワイン売り場で今日から南アのマスダさんブースが出展されている情報をゲットし行ってきました! その前にモトックスブースで世界のワインフェアをしていて珍しいアルメニアのワインを!! 葡萄はアレーニ ノワール?! 色は少し薄めでスパイシーさやハーブの香り ミネラル感もあってなかなかエレガント系なミディアムワインで美味しい(^o^) さすが世界のモトックス!!
2016/12/31
(2014)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
新規オープンのワイン専門店のテイスティング枠にて、 一目惚れ。 久々の大ヒットでした。
2016/11/25
アルメニアのワイン セパージュはわかりませんがカベルネソービニィヨンっぽい 美味しく頂きます。
2016/11/10
(2014)
価格:3,030円(ボトル / ショップ)
アルメニア最高峰の造り手「ゾラ・ワインズ」。 アルメニアはアンフォラワイン誕生の地として知られる、世界最古のワイン生産国の一つでソビエト崩壊後、ワイン産業も発展を遂げ、世界的な醸造家がこの地の可能性に目をつけ、ミッシェル・ローラン氏やポール・ホブス氏、更にはアントニオ・アントニーニ氏などがアルメニアの地でワイン造りを開始しています。 イタリア人醸造家であるアルベルト・アントニーニ氏が手がけるワインがこのゾラ・ワインズ、何千年も前からこの地で栽培されてきた世界最古のブドウ品種の一つで、アルメニアで最も重要な固有品種「アレーニ・ノワール」から世界を震撼させるテロワールワインを生み出します。 ワイナリーでは、この希少なブドウ品種の特徴を余すところなく表現すべく、アンフォラを使用し昔ながらの伝統的な手法でワインを醸造します。 初ヴィンテージ2010年がジャンシス・ロビンソンで17.5点獲得、更にはワインライターのエリン・マコイ氏が監修するBloomberg2012で4000を超えるワインの中から世界のTOP10ランク入りを果たし、初リリースにしていきなり世界の脚光を浴びます。 この年、同じくTOP10入りしたワインの中には、ロマネ・コンティ2009年が含まれていた点でも、初登場にして一躍世界で注目を集めた理由がうかがえます。 その後も高評価を立て続けに獲得、マスター・オブ・ワインを始め評論家、マニアや愛好家が集まる数々のワイン会に登場。 2015年にはミラノ万博開催時にフォーシーズンズホテル(ミラノ)にて催されたTOPシェフ5名による祝賀ディナーでもサービスされ、話題を集めました。 ピノ・ノワールに非常に似ている。 ベリー、スパイス、ハーブの香り。 ミネラル。 余韻に苦味。
2016/10/07
(2014)
マニアック過ぎるワインをだけど味は…