Yeringberg Marsanne Roussanne
イエリングバーグ マルサンヌ ルーサンヌ

2014 イエリングバーグ　マルサンヌ・ルーサンヌ　ヤラ・ヴァレー　ヴィクトリア/オーストラリア 火曜日のワイン。道草ワイン・その1 今年最初、久しぶりの道草。席に着いた途端にラスト・オーダーという慌ただしさで、パッと目についたオーストラリアの白ワインと赤ワインを1杯ずつ注文しました。 最初は、ローヌ系品種のマルサンヌとルーサンヌのブレンドワインです。 作り手のイエリングバーグは、ヤラ・ヴァレーで創業160年以上という、最長の歴史を持つ老舗ワイナリー。 このマルサンヌ・ルーサンヌに使用されるぶどうについてインポーターのHPをチェックすると、「栽培比率はマルサンヌが約60%、ルーサンヌが約40%で、マルサンヌは1973年、ルーサンヌは1983～1985年に植樹されました」という記述がありました。 グラスに注がれたワインは、ご覧の通り、クリアで艶のある淡いストローイエロー。 ネクタリンやアプリコット、オレンジといった、瑞々しく穏やかな印象の果実香が漂い、とても唆られる香りです。 口に含むと、めちゃくちゃリッチなのに、めちゃくちゃソフト。これは旨い！ 穏やかな酸味のオレンジ果汁から甘さを抜いたような、コクと旨みのある洗練された味わいです。 これは時間をかけて味わうべきワインか？ そんなことを考えていたら、このお店でよく言葉を交わすソムリエールさんが来られ、新年のご挨拶に続けて、「このワイン、◯◯さんのお好きなタイプでしょ？」 はい、その通りです！ その場で在庫を確認して、1本確保となりました(笑)