味わい |
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香り |
ワイン名 | Wisdom & Warter Wisdom Oloroso Sherry |
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生産地 | Spain > Southern Region > Andalucía > Jerez-Xérès-Sherry y Manzanilla-Sanlúcar de Barremeda |
生産者 | |
品種 | Palomino (パロミノ) |
スタイル | Fortified Wine |
2024/03/23
銀座のしぇりークラブにて。 2杯目はオロロソ。 フィノタイプとは違い、しっかりとした色合い。 香りは紹興酒のニュアンスで、ナッツや醤油などで、ふくよかで豊かな香りがあります。 ドライな味わいで、紹興酒に比べれば酸がしっかりあるかな?しかし、いい紹興酒は酸がちゃんと出てるのもあるしなぁ、などといった話をしながらおいしくいただきました(^^)
2023/10/15
価格:~ 999円(グラス / レストラン)
NV ウィズダム&ウォルター ウィズダム オロロソ ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ カディス アンダルシア/スペイン 土曜日のワイン。 銀座しぇりークラブでの2杯目。 こちらは、さらに熟成感とコクがあり、アルコール度も高いオロロソ。 1杯目と同じく、パロミノ100%のソレラシステムによる長期熟成を経たシェリーで、アルコール度数は18%と高い度数になっています。 オロロソは、熟成段階でアルコール度を17%に上げ、産膜酵母が発生しない状態にして酸化熟成を促す辛口シェリーです。 1杯目のマンサニーリャに比べて、かなり色が濃く、赤みが強く出た色合い。 香りはより複雑で、味わいに厚みと力強さ、丸みがあり、お肉に負けないパワフルさを感じます。 私は、飲む度に紹興酒とよく似ていると思いますし、絶対に中華料理にピッタリだと確信しています。 そういえば、二皿目の豚肉の煮込みは、見た目も味わいも、どことなく酢豚に似ていて、このオロロソとは良い相性でした(笑) もちろんシェリーですから、タパスの定番、三皿目のスペイン風オムレツのトルティージャとも、合わない訳がなく、大満足の組み合わせ。 こちらのお店は、シェリーが美味しいのは当然としても、タパスの美味しさにも目を瞠りました。 「シェリー香」とか「紹興酒のニュアンス」というと、ワインでは完全にオフフレーバー扱いになりますが、産膜酵母の香りを含むシェリー独特の風味や、酸化熟成による紹興酒の深みと複雑さを、単純に「オフ」扱いしてしまうのは、あまりに勿体ないですね…。 ぼんやりとそんなことを考えながら、夜は更け、酔いは進んでいくのでありました。