味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Weingut Weigand Scheurebe Pet Nat |
---|---|
生産地 | Germany > Franken |
生産者 | |
品種 | Scheurebe (ショイレーベ) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2024/12/29
(2022)
『No.1207 入口は八朔』 【ペット・ナット・ショイレーベ/2022年】 ヴァイングート・ヴァイガント/ドイツ・フランケン ・ショイレーベ 100% 合わせた夕飯 ・シュクメルリ ・スパゲッティナポリタン 慎重に王冠を抜栓…噴きこぼれ無し。グラスに注ぐと濁り強めで色合い淡めのレモンイエロー。ガス感はあまり強くないのかな。大き目な実の柑橘の香り。シトラスとか八朔とかボンタン。あとレモン。それと若草的なニュアンス。それにしても瓶内のオリがすごいな。以前ペット・ナットを飲んだ時にも思ったのだが。 そして一口…おっ、まず口に入って感じるのは酸味。スコーンッと責めてくる感じ。それと共に感じるのはしっかりとした果実味、まず八朔のような柑橘。擦りおろした青りんご。そしてフレッシュさだけでなく、梨や桃のような甘やかさも感じたり。ネットでの情報を見ると、ミントシロップの風味…とあったが、それは何となくわかる気が。ミントやハーブの爽やかさにほんの少しの砂糖的甘味。あと、切れ味の良さも感じたり。グラスに注いだ時に感じたガス感の控えめさは飲んだ時にも実感。でもこの風味だと控えめで良いかも…と勝手に思ったり。 シュクメルリ風の洋風煮物(こういう言い方でいいのかな)との相性はなかなかのもの。ニンニク強めの風味だが、寄り添い具合とリセット具合の同居感がまた良かったり。スパッとリセットし、「ハイ次ッ!」ってな感じにいなしてくれる。 ケチャップやトマトピューレで味付けしたナポリタンとも相性良いなぁ。 飲み進めていくうちに、トースト的な香ばしさみたいなものを感じたりするから、不思議とナポリタンというかスパゲッティとの相性が良いんだろうな。同じ小麦系として。軽快な飲み口とキレの良さを感じた最初の印象から、ニュルニュルとにじみ出てくる旨味で、より美味しさを認識したりするわけで。 ショイレーベ単体のワインって、なかなか飲む機会がないわけだが、こうやって飲んでみると、これはこれでなかなか美味しいもんだなと思うわけで。ごちそうさまでした!