味わい |
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香り |
ワイン名 | Vini Viti Vinci Vin de France Pinot Gris 2018 Orange |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Pinot Gris (ピノ・グリ) |
スタイル | White Wine |
2023/12/08
(2018)
『No.1042 良い仕事するピノ・グリ』 娘がクリスマスプレゼントを何にするかとても迷っているようだ。 キックボードにするか、レゴブロックにするか。 個人的にはキックボードかな。レゴはついつい散かしがちだし、それを素足で踏んだら痛いなんてものではないし、その調子で絶対何かのパーツを無くしがちだし。 まぁ、ゆっくり考えてくださいませ。 そんな感じで今夜の夕飯のメニューは… ・レモンバター塩鍋 うん、最近鍋づいている。寒いしね。具材は、鶏手羽、キャベツ、じゃがいも、キノコ類、ソーセージとのこと。〆はカレーうどんで。そして今夜は、ブルゴーニュのヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ、ピノ・グリ2018年をお供に。久方ぶりのヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ。今回はエロティックなエチケットではないのね。子供がいる食卓に並べるにはいいけども。名の通りピノ・グリ100%の一本 抜栓し、グラスに注ぐ…一応オレンジということらしいが、色合いからして濃いめの烏龍茶のような、ロゼ…と言うよりこんな赤もあるよね…といった具合。液体も少し粘性を感じるような。香りの方は…熟した林檎や桃、奥底からお茶的なニュアンス。そして一口…液体の色合いのように、しっかりと重心が座ったような味わい。酸味は比較的穏やかで果実の芳醇な足わいとほの甘さ。そして引き締めにかかったかのようなほろ苦さ。エキスと凝縮感の塊のようなしっかりさ。ただ後味に重ったるさを感じないのは、タンニンがいい仕事をしているからか。 少しニンニクを効かせた…というレモンバター塩鍋との相性は意外にも良好。濃い色味としっかり主張のある風味ではあるが、ワインがそこまで邪魔をしないし、具材や出汁に寄り添うような飲み口を展開。 そうだ、ピノ・グリって食事を選ばない万能品種だ…って何かの本かネットでお見かけしたぞ。まさに「とりあえずの一本」ってやつか! それに、豊かな果実味の奥底から感じられるお茶のフレーバー(色味も濃いめの烏龍茶)が感じられるからか、ついつい杯が進んじゃうし。 さすがヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ。ピノ・グリでもいい仕事してくれるじゃないか! ごちそうさまでした!
2021/11/23
こちらはビニビチビンチの次のヤーツ。てか言いにくいし。 いやー、良き。ただただ良き。上級キュヴェってやっぱ区別つくんだなー。マイウー。