Valenciso Tempranillo Blanco Fermentado En Barrica
ヴァレンシソ テンプラニーリョ・ブランコ

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Valenciso Tempranillo Blanco Fermentado En Barrica(ヴァレンシソ テンプラニーリョ・ブランコ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り

    基本情報

    ワイン名Valenciso Tempranillo Blanco Fermentado En Barrica
    生産地Spain > Northern Region > Rioja
    生産者
    品種Tempranillo Blanco (テンプラニーリョ・ブランコ)
    スタイルWhite Wine

    口コミ1

    • 3.5

      2024/11/09

      (2022)

      立て続けにオーベルジュでのワイン会やスペシャルワイン会を行ったので、通常モードに戻るリハビリに困ります(笑) 生半可なワインでは満足出来ないでしょうし、かといってデイリーでセラーにあるピュセルやシャンベルタンを開けるわけにもいきませんし。 こういう時、皆さんなら何を開けますか? 私はこういう時、呟く4文字の魔法の言葉がありますのでお教えしましょう(^_^) それは ち・ん・ぴ・ん(笑) ヴァレンシソ テンプラニーリョ・ブランコ2022 何とテンプラニーリョの突然変異によって出来たその名もテンプラニーリョ・ブランコ 【紐付け一番乗り】133件目(^_^)v ほら、もう飲んでしまったピヒラーやドニ・モルテはどうでもよくなってしまうでしょう?(笑) 天然コルク。 濃いめのレモンイエローの色合い。 柑橘類はあまり感じられず、白桃や白い花の香り。 最初はマンゴー等南方系のフルーツのニュアンスもあり、トロピカルかと思いましたが、その後はやはり白桃の穏やかな香りが主体的に感じました。 味わいも白桃の果実のようなフレッシュで甘やかさがあり、酸味は主張せずに裏方として時折チラチラと姿を見せては消えていく感じで、バランスが良いタイプですが、特に最初はまだ若い為か薄皮1枚挟んで味わっているような感じで本質が現れていないような印象も受けました。 テンプラリーニョの名前ながら、赤のテンプラニーリョっぽさは微塵も感じない香味ですが、画像検索して見つけた1988年にテンプラニーリョ・ブランコが発見された時の写真なるものを見ると同じブドウの木の左右の枝に白ブドウと黒ブドウが実っているシュールな光景。 白ブドウの方はほぼほぼマスカット系品種のグリーンな色合いで所々にグリの色合いが半分位ついた粒もある、という感じなので黒、赤系の色素はすくなく、テンプラニーリョらしさがないのももっともかなと思いました。 ほらもうピヒラーやドニ・モルテのことは完全に忘れましたよね(笑) 半分残して明日のお楽しみに(^_^) 【インポーター情報】 バレンシソは比較的新しいボデガだが、ルイスとカルメンのリオハでのワイン造りのキャリアは30年にも及ぶ。醸造所設立以前は、ともにボデガス・パラシオで働き、ワイン造りを学んだ。そして、スペインで初めてミシェル・ロランをコンサルタントとして招き、ブドウの選果、発酵温度の管理、長い発酵期間、フレンチオークでの熟成など、フランスから最新の技術を導入し、世界を視野に入れたモダン・リオハを生み出した。 完成度の高さから、ワイン・アドヴォケイトでは、「スタイル的に分類するのであれば、『モダン』なリオハのカテゴリーに入れられるだろうが、個人的にはただ『おいしい』リオハに分類したい」と評され、スペイン北西部の優良生産者を特集した『Finest Wine』では、リオハのお買い得10傑に選ばれている。今、リオハで最も注目されている生産者。 「テンプラニーリョ・ブランコ」は、テンプラニーリョの突然変異であり、1988年にラ・リオハ州内で発見された。熟した柑橘果実やリンゴ、白い花の表現力豊かなアロマの中にはトロピカルフルーツのヒントも感じられる。瑞々しい口当たりでバランスが取れている。 ■テクニカル情報■ 産地:Rioja ブドウ品種:テンプラニーリョ・ブランコ100% 醸造・熟成:コーカサスオークのバリックで澱と共に9ヶ月(新樽1/3) 【その他】 テンプラニーリョ・ブランコについて 1988年にムリーリョ・デ・リオ・レサという地域の古樹の畑で、テンプラニーリョの古樹の内、1本の枝にだけ2房の白ブドウがなっているのが発見された。 テンプラニーリョ・ブランコの枝が発見された後は大学の研究所に持ちこまれ、自根で植えた後、台木に接ぎ木し100本に増やされた。現在では植樹する生産者も徐々に増え(とはいっても9生産者のみ)、2007年にDOCa Riojaに認可されて、日本にも僅かに入荷されている。今は赤ワインの銘醸地Riojaだが、今後は良質な白ワインの生産も期待されており、赤・白ともに銘醸地と呼ばれる日が来るかも知れない、とのこと。

      ヴァレンシソ テンプラニーリョ・ブランコ(2022)