Valdisole Anarchia 16
ヴァルディソーレ アナルキア

2.50

2件

Valdisole Anarchia 16(ヴァルディソーレ アナルキア)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • 黄色い花
  • カンゾウ
  • 紅茶
  • シナモン
  • ムスク
  • 鉄
  • 石灰
  • 干しアンズ

基本情報

ワイン名Valdisole Anarchia 16
生産地Italy > Piemonte
生産者
品種Arneis (アルネイス)
スタイルWhite Wine

口コミ2

  • 2.5

    2020/11/08

    (2016)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    アルネイス祭り!: その41 2016 ヴァルディソーレ アナルキア ピエモンテ/イタリア 直近が6月30日にいただいたコルデロ・ディ・モンテツェモロですから、4ヶ月ちょっと間隔が空いてしまいました。 ずいぶん久しぶりのお祭りになります。 前回は、正統派のランゲ・アルネイスでしたが、今回は同じピエモンテ産ながら、かなりのクセ玉、バリバリの変化球! どのぐらい変か?というと、このアルネイス、まず通常収穫のぶどうを木樽で30日間、結構長めのマセラシオンを行います。 その後、さらに遅摘みにして樹上アパッシメントしたぶどうの果皮を加えて半年間マセラシオンだそうです∑(゚Д゚) アバンギャルドというか、アナーキーというか、とても挑戦的なワインですね♪ 出来上がったワインは、もちろんオレンジタイプ。かなりアンバーがかったクリアな茶色の仕上がり。 透明感はありますが、おそらくノンフィルターのため、かなり澱が発生しています。 注ぎ方によっては、若干クラウディになる時もありますね? グラスからは、微かな揮発酸のニュアンス。そして紅茶、オレンジピール、ドライアプリコット、金柑の甘煮のような香り。 この香り、イタリアのフリウリあたりの自然派の巨匠たちが醸すアンバーワインの感じに良く似ています。 グラスは当然、ラディコングラスの一択です(笑) 味わいは、一瞬、甘口?と勘違いするような残糖感がありますが、しっかり効いている、赤ワイン並みのタンニンやキレのある酸がなんとも元気で、常に口の中が乾いているようなドライさを感じます。 加えて、非常に強いメタリックなミネラル感が味わい全体に高い緊張感を与え、長い抽出によるパワフルな旨みはワインに強いキャラクターを刻んでいるようです。 心地良い渋みが導く長い余韻はとても洗練されていて、このワインの名前のアナルキア=アナーキーさとは、少なくとも味わいにおいては、完全に無縁です。 正直なところ、アルネイスらしさはほとんど判別不能な気がしますが、ワインとしての出来は素晴らしいと思います。 アルネイスは作り手の実力を正確にワインに投影させる、ある意味、難しい品種ですが、オレンジワインという選択肢は、もしかすると、この品種にとっての明るい未来につながっているのかもしれませんね(๑˃̵ᴗ˂̵)

    ヴァルディソーレ アナルキア(2016)
  • 2.5

    2021/12/29

    ヴァルディソーレ アナルキア