Vadin Plateau Intuition 1er Cru Extra Brut
ヴァダン・プラトー アントゥイション プルミエ・クリュ エクストラ・ブリュット

2.50

1件

Vadin Plateau Intuition 1er Cru Extra Brut(ヴァダン・プラトー アントゥイション プルミエ・クリュ エクストラ・ブリュット)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • レモン
  • 青リンゴ
  • 赤リンゴ
  • ブラックチェリー
  • 蜂蜜
  • 白い花
  • トースト
  • 石灰

基本情報

ワイン名Vadin Plateau Intuition 1er Cru Extra Brut
生産地France > Champagne > Vallée de la Marne
生産者
品種Chardonnay (シャルドネ), Pinot Noir (ピノ・ノワール), Pinot Meunier (ピノ・ムニエ)
スタイルSparkling Wine(White)

口コミ1

  • 2.5

    2021/09/25

    価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)

    NV ヴァダン・プラトー アンテュイシオン プルミエ・クリュ エクストラ・ブリュット キュミエール ヴァレ・ド・ラ・マルヌ シャンパーニュ/フランス 金曜日のワイン。 TGIFッ! これは美味〜い‼︎ 金曜日、仕事が長引き、自宅に帰りつくのが21時過ぎぐらいになってしまいました。家族全員同じような状況のようで、家は無人、やむなくコンビニ飯を選択しました。 最寄りの○ーソンで、広島風お好み焼きと、普通の豚玉、チヂミ、おでんを買って家族4人でシェアすることにして、お店の人にチンしてもらいウチに帰ると、1人…また1人と食べ手が増え、ダラダラした時間差の夕食となりました。 せめてワインぐらいは気持ち良く!と、3晩続けてのシャンパーニュです。 ヴァダン・プラトー。初めていただく作り手ですが、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのキュミエール村にある家族経営のメゾン。 キュミエール村はシャンパーニ地方で最も日照量の多いテロワールで、それ故に、毎年、最も早く収穫が始まるコミューンだそうです。 このシャンパーニュも、太陽の恵みをたっぷり受けた、豊かで柔らかな酒質の、太陽の恵みを感じる味わいです。 バックラベルによれば、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ30%、ピノ・ノワール30%という品種構成。 80%が2013年産、残りの20%が2012年産の収穫で、10,200本を瓶詰し、4年間熟成、ドサージュは2g/Lだそうです。 なぜかデゴルジュマンの日付がありませんが、収穫年と熟成期間から類推すると、2019年の春あたりでしょうか? ちなみに、ワイン名の「アンテュイシオン/Intuition」は「直感」という意味です。 外観は、明るく澄んだ淡いゴールド。輝度が素晴らしく、まわり中から光を集めたようなクリアな輝きを帯びたワイン。 泡立ちはキメ細かく、とてもクリーミーに見えますが、持続性は弱く、しばらく放置するとスティルワインのように見えます。 グラスに鼻を近づけると、青リンゴの果汁と赤リンゴの蜜、花梨、レモンカード、ブリオッシュ、コリアンダーの実、チョーク、ジャスミンの花など、さまざまな香り♪ 全体の調和が取れていて、落ち着きと躍動感という、少し矛盾した逆方向のキャラクターをキレイにまとめて破綻のない美しい香りです。 口に含むと、さらにうっとりするような、甘、苦、酸、そして旨みの素晴らしいバランス! 少しスパイシーな「辛さ」も独特で、幅広い多様さを感じます。 加えて塩味のレベルが半端なく、太陽だけではなく、海の恵みまで錯覚するようなユニークな味わい。 基本は穏やかで優しい味わいですが、余韻の段階になると、イキイキした酸が主導して、スペクタクルに富む、ドラマチックな展開を楽しめます。 飲んでいる最中から、知らず知らずのうちにドキドキが止まらなくなる、めちゃくちゃ面白いシャンパーニュ、再度オーダーしようと思ったら、購入元のショップは既に売り切れでした(>_<) ボトル単価5000円(税別)は、このクォリティに対しては、やはり安過ぎでしょう。さすが皆さん、わかってらっしゃる(苦笑) なんだか飲んだことのあるシャンパーニュの味わいに似ているような気がして、記憶を手繰ってみると、ジョゼフ・デズルエ キュヴェ・クール・ド・ピノに行き着きました。 あちらは2015のミレジム・シャンパーニュでしたが、同じヴァレ・ド・ラ・マルヌのRMで、プルミエ・クリュとエクストラ・ブリュットは共通、所在地のオーヴィレール村は、何とキュミエール村の東隣りですよ∑(゚Д゚) デズルエがブラン・ド・ノワールなのに対して、こちらにはシャルドネが40%も入っているのは大きな違いですが、土地の個性は品種の違いを超えるのでしょうか? 実に興味深いふたつのワインの激似ぶりでした。

    ヴァダン・プラトー アントゥイション プルミエ・クリュ エクストラ・ブリュット