味わい |
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香り |
ワイン名 | Unico Zelo Truffle Hound 2019 |
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生産地 | Australia > South Australia > Clare Valley |
生産者 | |
品種 | Barbera (バルベーラ), Nebbiolo (ネッビオーロ) |
スタイル | Red Wine |
2020/05/06
(2019)
価格:2,000円 ~ 2,999円(ボトル / ショップ)
バルベーラ祭り!:その125 2019 ウニコ・ゼロ トリュフ・ハウンド クレア・ヴァレー サウス・オーストラリア/オーストラリア オーストラリアにあってイタリア系品種にこだわってワインをつくり続けるワイナリー、Unico Zelo(ウニコ・ゼロ)。 以前からずっと飲みたいワイナリーでしたが、ついに接点が見つかり初めていただく機会を得ました。 しかも、バルベーラとネッビオーロのピエモンテブレンド! 正確な比率は分かりませんが、バルベーラを先に記載しているので、少なくとも50%がこの品種ということになるはず。 多少比率が低い気もしますが、どうせ私ひとりの「お祭り」ですから、遠慮なく祭らせていただくことにいたします٩( ᐛ )و グラスに注ぐと、ぱっと見はバルベーラ単独のような黒みを帯びたガーネット。 グラスからは、スミレ、ブラックチェリー、ブラックベリーのような淡白な甘みの黒系果実、フランボワーズ、オレンジピール、プラムブランデー、リコリス、カルダモン、シダー、シガー、鉄、赤土、スーボワ…全体に強くはありませんが、とてもフレッシュでニュアンスに富んだ香り。 口に含むとチェリー系の瑞々しい果実味! ミディアムボディで滑らかな口当たりですが、キメ細く輪郭のハッキリしたタンニンがドライさを強調し、バルベーラ単独のワインではないことを明示します。 時間が経つと、スモーキーさやスパイシーさが強くなり、味わいの複雑さもアップ。 余韻のキレの良さもバルベーラの酸とネッビオーロのタンニンの素晴らしいコラボレーションという印象です。 ところで、ワインの名前から気になる「トリュフ」ですが、残念ながらはっきりした痕跡は探し出せませんでした(*_*) ただ、香りや味わいの複雑な要素が、熟成によって「らしさ」を獲得していきそうな気配も否定はできません(笑) 今回いただいたのは、2019という非常に若いヴィンテージですが、粗さや荒々しさはなく、とても活力がありチャーミングな仕上がりですね(๑˃̵ᴗ˂̵) 合わせて聴きたくなったのは、エイミー・マンが2002年にリリースした『ロスト・イン・スペース』。 オーガニックなトーンの柔らかな歌声でヒリヒリした孤独を歌う、どことなく70年代の洋楽テイストを感じるアルバムです。 毎日、寄る方ない気持ちを抱かざるを得ない今こそ聴きたい歌がここにあるような気がします。 よし、明日からも元気に生き抜こう‼︎