Un Plant Sur La Comète
アン・プラント・スール・ラ・コメット

2.50

2件

Un Plant Sur La Comète(アン・プラント・スール・ラ・コメット)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • 洋梨
  • アンズ
  • 黄色い花
  • カンゾウ
  • タイム
  • 鉄
  • 石灰
  • カリン

基本情報

ワイン名Un Plant Sur La Comète
生産地France
生産者
品種Clairette Blanche (クレレット・ブランシュ)
スタイルWhite Wine

口コミ2

  • 2.5

    2022/05/17

    (2019)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    2019 ドメーヌ・ド・ラ・グラヴィレット ヴァン・ド・フランス アン・プラント・シュール・ラ・コメット コート・デュ・ローヌ/フランス 月曜日のワイン。 晩ごはんに合わせて。 北海道の某ショップのセットに入っていたワイン。 まったく予備情報なく飲みましたが、シャープなミネラル感が味わいの輪郭をクッキリと浮き上がらせ、イキイキしたエネルギーが漲る味わいのワインですね♪ 外観は明るいライトゴールド。光沢が強く素晴らしい照りがあります。 ミラベルやスモモのような黄色い果肉のフルーツに、ライムのピチピチ感とフレッシュハーブのグリーンっぽさをプラスした、旨酸っぱい香り。 口に含むと、青梅のジュースに金柑のコンポートを浮かべたような、独特の果実感と旨みと酸、そして金気(かなけ)を感じます。 いやあー、これは面白いワインですね♪ 調べてみると、このワインはシャトー・ヌフ・デュ・パブに本拠を置くつくり手が、ビオディナミでつくるクレレット100%のヴァン・ド・フランス。 クレレット100%のスティルワインを飲むのは、4月にいただいた、ドメーヌ・デ・トゥールのヴォークリューズ・ブラン以来、おそらく人生で2回目になります。 あちらは高密度なエッジの立った旨みで、やや難解なところがありましたが、こちらはクリーンで軽やか、メリハリの効いたヴィヴィッドな味わいのワイン。 同じ品種100%同士で何となく似てるけど、印象はかなり違うふたつのワイン。そういえば、購入先は同じショップでした∑(゚Д゚) 今度は是非、比較しながら、同時に味わってみたいものです。 ところで、ワインの名前の〝Un Plant sur la Comète”(アン・プラント・シュール・ラ・コメット)。これ、どういう意味ですかね? 直訳すれば、彗星の上の1個の植物…「彗星の樹」とか「彗星の種」という意味でしょうか⁇ ちょっとよくわかりませんが、フランス語には〝plans sur la comète”(実現しそうもない計画)という言い回しもあるそうですから、そのもじりで「ありえないワイン」という含みを持たせた言葉遊び? フランス語に堪能な方、是非ご教示ください。 ちなみにこのワイン、ビオディナミ栽培 (デメテール認定)、天然酵母発酵、無清澄・無濾過、亜硫酸不添加という、ナチュールど真ん中なつくりですが、いわゆる「ビオ香」とか「ビオ味」とはまったく無縁の、あり得ないくらいクリーンな風味の自然派ワインでした(笑) 晩ごはんは、最近初めて食べてヤミツキになった、商店街の魚屋さんの定番の「魚のハーブオイル漬け」(本日はオヒョウをチョイス)と、チキンのエスニック風炒めでした。 ワインそのものに青っぽさはほとんどないのですが、微かに感じるハーブ感が、ハーブオイルやパクチーソースの風味に絶妙に寄り添います。 このワイン、単独で飲んでも楽しめますし、お料理との取り合せもなかなかのものでした。 ごちそうさま! ワインを飲んでいて聴きたくなったのは、ブライアン・イーノのソロ3作目となるアルバム『アナザー・グリーン・ワールド/Another Green World』(1975年)。 親しみやすくキャッチーなポップさと、後に一大ジャンルとなる透明でアンビエントな音像、そして美しくノイジーなエレクトロニカが並び立つ、奇跡のような「ロック」アルバム。 1975年時点で、このような唯一無二の「世界のどこにもない世界」を創り上げたイーノは「天才」という他なく、後々のプロデューサーとしての重要な仕事を考え合わせると、音楽史には「イーノ前」「イーノ後」という概念が必要ではないか?とすら思います。 この『アナザー・グリーン・ワールド』は、そのふたつの時代を分ける、文字通り「画期的」なアルバムだと個人的に思っています。 イーノの楽曲といえばインストゥルメンタルなイメージが強いのですが、彼の「歌もの」は、ちょっとハイキー(露出オーバーな感じ)な独特な声質とヴォーカルスタイルが相まって、しみじみとした味わい深さがあるんですよ。 その若々しくエヴァーグリーンな感じと、このワインの瑞々しさがシンクロして、格別に合いますね。 実に良い「出会いもの」でした。

    アン・プラント・スール・ラ・コメット(2019)
  • 2.5

    2022/06/28

    (2019)

    アン・プラント・スール・ラ・コメット(2019)