味わい |
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香り |
ワイン名 | Tsikhelishvili Wines Alvani Mtsvane |
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生産地 | Georgia |
生産者 | |
品種 | Mtsvane (ムツヴァネ) |
スタイル | White Wine |
2022/05/10
(2015)
ジョージアの自然派、ツィヘリシュヴィリの、アルヴァニ・ムツヴァネ、2015vt.です。 この造り手さんのワインは、とあるM星シェフからのプレゼントによって知りました。伝統的な甕壺、クヴェヴリで発酵熟成されるワイン。そして、果皮ごと発酵する、いわゆるオレンジワインになります。 このワイン、およそ1年前に同じヴィンテージのものを頂いております。独特のビオ香が目立っていたのですが、今回はどうでしょうか。 艶めかしくグラスに注がれたオレンジ色の液体。 あまり粘度を感じさせない、さらっとした雰囲気があります。 前回頂いた時よりは、ちょっとは落ち着いたかのようなビオ香。 「さぁ来い、ビオビオ!」と思ったのですが、あれ??エラい、旨くなってる。 喉越しの時に、マスカットのような甘い香りが鼻に抜け、ミネラリーな長めの余韻に繋がる。適度な酸味はあるが、ゴリゴリのアシッドではない。 う~ん、化けるときは数か月で化けるのですね。 これなら、素直に「美味しい」と言えるレベルです。
2021/06/28
(2015)
昨夜の2本目は、ジョージアのツィヘリシュヴィリ、ムツヴァネです。 ジョージアといえば、今からおよそ8000年前からワイン造りが始まり、歴史で1番初めにワインを造ったと言われる地域です。 この地の伝統的な造り方は、クヴェヴリと呼ばれる大きな甕に、収穫した葡萄を踏み潰したものを入れ、土中に埋めることによって低温発酵させるのです。 この造り方は大変手間がかかりますが、2013年にクヴェヴリによるワイン製法が、ユネスコの無形文化遺産に登録されたことにより、生産者が増加中とのこと。 このクヴェヴリによる白ワインは、果皮や種も一緒に発酵するため、いわゆるオレンジワインになります。 現在勢いを増しているナチュールなワインに近い、独特の酸味を持った仕上がりになります。 このワインは、ムツヴァネという土着品種から作られたものです。白い花や黄桃のアロマ、、、とネットでは書かれていますが、私の舌ではあまりわからない、、、。 なんていうのかな、ビネガーバーとかで健康ドリンク的に飲むような感覚がとても強い。 酸が強すぎると、特にそういう気持ちになります。 単体ではそんな感覚になるオレンジワインですが、食事にはわりとなんにでも合うと思います。 昨日も肉に魚に野菜に、何でも「合わない」と感じることは、ありませんでした。 ビネガーだから? 本日は、これ以降、ナチュラルのマグナムに続きます。