味わい |
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香り |
ワイン名 | Tres Valles Grenache Durif |
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生産地 | Mexico |
生産者 | |
品種 | Grenache (グルナッシュ), Durif (デュリーフ) |
スタイル | Red Wine |
2021/06/16
(2017)
今夜は自宅接待のため、真剣に料理! 茶碗蒸し ハマチの照り焼き、ゴーヤのマヨポン酢和え カボチャの煮物とナスとオクラの煮浸し 煮豚、青梗菜 ご飯、ぬか漬け、味噌汁 今日は生ものがなかったので、最初から赤ワインでもいい感じでしたが、最初は皆さん白(我が家のハウスワイン、ベナカバのSB)を召し上がり、後半にこの赤を グルナッシュとデュリフというブドウのブレンドで、デュリフとはペティシラーのことだそう (リッジのリットンスプリングスのジンファンデルの重要なパートナーだそう!) グルナッシュ単体より少しだけ黒系果実が入った感じ バジェデサンビセンテのブドウを使用、アメリカンオークで熟成 時間が経ったら、ラクリマクリスティだったか、バラの香りがムンムンするイタリアワインほどでないにしても、バラの香りがしてきた❣️ ストロベリーやチェリー、少しブルーベリーの果実味は、2017というヴィンテージのため少し熟成感を帯びています でも、過熟感がなく、とてもきれい ミディアムボディでタンニンは中程度、酸はやや高め アルコールは13.8%の表示通りの感じ 煮豚の味付けとなかなかのマリアージュに成功∩(´∀`)∩ワァイ♪ あ、ちなみにワインは毎日飲んでいます。 土日は友人達とグランピングに行き、土曜は10本のワインをひたすら飲み、日曜日は精算と打ち上げ兼ねてまた飲みに行きましたが、ワインの写真は1枚も無しΣ(*'д'*) ●デュリフについて● カリフォルニア独自のブドウと言うとまずジンファンデルの名前が挙がるが、同じような「生い立ち」の黒ブドウとしてプティ・シラーという品種があることをご存知だろうか?この品種、リッジが造るジンファンデルのワインでは最重要のブレンディング・パートナーのひとつになっており、リットン・スプリングスでは特にブレンド比率が高い(20%前後)。また、リッジは長年ナパ・ヴァレーのヨーク・クリークにある畑のブドウを使い、品種名表示のプティ・シラーも生産している(日本では未発売)。 この品種、黒々とした濃い色と強靭なタンニンを備えた、野趣あふれる風味のワインを生む。タンニンの強さは、長い寿命にもつながっている。洗練されているとは言いがたいため、「高貴」なブドウだとは到底みなされないが、独特の魅力がある。タンニンが弱く色がさほど濃くもないジンファンデルにブレンドすると、その欠点を補ってくれるし、寿命も延ばしてくれる。リットンのジンが力強く寿命も長いのは、プティ・シラーのおかげである。 19世紀末にフランスから輸入され、カリフォルニアで栽培され始めたこのブドウ、プティ・シラーという名前がついたのはアメリカにおいてである。スペルは「Petite Sirah」。日本では「プティ・シラー」というカタカナ表記が一般的だが、現地での発音は「ペティット・シラー」に近い。ローヌの高貴品種シラー Syrahとの親近性が意識されたネーミングだと思われるが、アメリカに輸入された後にその起源がわからなくなってしまい、最近までどのフランス品種と同じなのかがわからなかった。ジンファンデルとよく似た来歴である。 起源が判明したのは1990年代末のDNA鑑定によってであり、これはジンファンデルよりも数年早かった。フランス・ローヌ地方のマイナー品種であるデュリフ Durif がその正体で、これはシラーとプルールサン Peloursin という赤品種の交配によって生み出されたブドウである。ただ、ややこしいことに、カリフォルニアではこのデュリフ以外のブドウ品種も誤ってプティ・シラーと呼ばれていることがある。デュリフの親であるシラー、プルールサンのそれぞれ、そしてプルールサンとデュリフの交配品種(特に別の名前はない)も、プティ・シラーと呼ばれているケースがあるのだ。ただ、カリフォルニアで栽培されるプティ・シラーの大半は、デュリフとイコールである。