Tardieu Laurent Côte Rôtie
タルデュー・ローラン コート・ロティ

若いシラーズ

90年代コートロティの会その3、ネゴスのタルデューローランの96年です。強い黒系果実の渋いアロマ。あまり好きなタイプの味わいではなかったですね。

熟成シラーは好き

酸は大人しめ。いや、全体的に大人しい。熟成感があり美味しいワインだが、シラーで連想するワイルドさ？スパイシーな感じはあまりなかった。

程よい重さと少しのスパイシーさが後を引く。 香り豊かで深い味わい。

強い粘性、濃い色。濃密な黒系果実、燻製肉。バニラ。オリーブ。 口に含むとかなり強いタンニン。これはお肉がほしくなるー！単体で飲むより絶対熟成肉と！！

ローヌの一番北にあるコート・ロティ こちらも60年の古木。 複雑な香り、果実由来の酸味、 甘みが強くなく、ドライ。 重く厚みがあるけど、全てが溶け込んでいるので、それでいて 優しいです✨ テイスティングイベントにて。

ブラックベリーやラズベリーの香りに、白コショウ、スモークしたお肉、ローリエ、スモーキーなニュアンスも感じられ、リッチで深みのあるアロマ。 熟したプラム、ベリー系の果実味で、厚みのあるふくよかな味わい。 酸は程々で、タンニンはこなれており、口当たりは非常に柔らかく滑らか。 ローヌのシラーらしさを感じれる一本。

繊細でブルゴーニュ的。綺麗な仕上がり。 コート・ロティの冷涼さを再認識。開けて1時間くらいエレガントさは見事。