味わい |
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香り |
ワイン名 | Stefan Vetter Spätburgunder Steinterrassen |
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生産地 | Germany > Franken |
生産者 | |
品種 | Spätburgunder (シュペートブルグンダー) |
スタイル | Red Wine |
2022/12/28
(2020)
『No.917 ちょっとワイルド、かなりエレガント』 クリスマスに家族で近場の温泉に泊りがけでいってきた。クリスマスと温泉ってどんなもんだろと思ったりもしたが、せっかく宿もとれたしってことで行ってきた次第。 やはり広い風呂に入ってゆっくりできるというのは良いもので。そしてそこの宿の夕飯が洒落たイタリアンで堪能した次第。子供がいるとなかなかこういうかしこまったスタイルでの食事の場って機会がないのだけど、たまにはいいやね。 そして現実世界に戻って…といった具合。楽しい時間ってホントあっという間だね。 そんなことを思いながらの今夜の夕飯のメニューは… ・牛モモ肉のステーキ・粒マスタード添え ・ローズマリー風味のジャガイモのグリル ・エンドウの胡麻和え ・トマトとモッツァレラのバジル風味のサラダ それに味噌汁(大根)と白ご飯といった具合。そして、ドイツのシュテファン・フェッターのシュペートブルグンダー・シュタインテラッセン2020年をお供に。最近ドイツの新しい作り手さんのワインが結構入ってくるのでとても嬉しい。今夜の一本も初めての作り手。どうぞよろしく…的な。 抜栓し、グラスに注ぐ。かなり淡いガーネット。液体の佇まいが個人的にはグッド。香りの方は…若干還元的ニュアンスを感じなくもないが、奥底から感じる木苺やブルーベリーのような果実香。少し湿り気を帯びた土のニュアンス。そして一口…おぉ、これは美味しい。しっかりと感じる酸味のアタック。酸味と共に果実の味わいも。ストレスなくスルルっと喉を通るのは流石。タンニンは優し気。コリコリのミネラル感も秀逸。非常にバランスの良さを感じるなぁ。 肉の脂をササっと流しリセット。野菜との相性もなかなかのもの。ハーブで味付けしたジャガイモのグリルやトマトとモッツァレラのサラダとも非常に合う。ワインの個性を感じさせながらも、決して食事の邪魔をしない…完全に自分好みの味わいだ。 ドイツピノに感じる(あくまで主観)、土の風味も感じさせながらちょっとワイルド、かなりエレガント、その上ジェントリーとなると、またリピートせずにはいられないな。 また自分好みの作り手と出会えて嬉しいな。ごちそうさまでした!