味わい |
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香り |
ワイン名 | Sorrenberg Cabernet Sauvignon Cabernet Franc Merlot |
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生産地 | Australia > Victoria > Beechworth |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Merlot (メルロ) |
スタイル | Red Wine |
2022/02/10
(2018)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
2018 ソレンバーグ カベルネ・ソーヴィニョン カベルネ・フラン メルロー ビーチワース ヴィクトリア/オーストラリア 木曜日のワイン。 帰宅後にいただいた、オーストラリア・ビーチワース産、カベルネ主体の所謂ボルドー・ブレンドの赤。 わが家の元旦吉例ワインになりつつある、秀逸なシャルドネの作り手、ソレンバーグの赤ワインです。 外観は光沢のあるガーネット。意外に透明度が高く、色味が濃い割にサラッとした質感を感じさせる見た目。 香りは、先ずはブラック・ベリーやカシスなどの黒果実に、フランボワーズが混じるMIXベリー。 次いで、サワーチェリーやスミレ、バルサミコ、ローリエやオレガノのようなハーブ、クローヴや黒胡椒的なスパイシーさも顔を覗かせています。 口に含むと、シャープでピュアな果実味、伸びやかで非常に美しい酸、まろやかで微弱なタンニン、クリアなミネラルが織りなす透明感のある味わい…とても美味しいのですが、いささか困惑しました。 基本はカベルネ系の香りなのに、ピノ・ノワール、それもナチュール系のそれを飲んでいるような味わい。 時間が経つにつれ、旨みが突出してきて異常なレベルに到達し、さらにその先へと爆発的に伸びていきます‼︎ 果実味は豊かながら、全体にタイトなつくりで、ミネラル感が前面に押し出されているような、ある意味「古典的ボルドー」と思えるような味わいではあります。 何かに似ているな…思い至ったのは、小布施ワイナリーの赤ワイン。特に、ドメーヌ・ソガのムラサキ第三農場のカベルネ・フランによく似ているような気がします。 あちらも、カベルネ系ワインの枠組みを軽やかに突破した、ミネラルと果実のエッセンスのようなワインでした。 うーん、それにしても旨い! このワインを飲んでいて聴きたくなったのが、アイスランド出身のポスト・クラシカルの作曲家、オーラヴル・アルナルズの4枚目のアルバム『re:member』(2018年)。 何が合うのか、上手く説明できませんが、狭苦しく窮屈なジャンルの枠組を軽々と超えたもの同士の、遥かな高みでの出会い…そんな感じです。 この組み合わせ、控えめに言って最高じゃないですか?
2014/05/07
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odyssey 酸が強い
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