Sarato Blanco
サラト 白

いつものEDLPスーパーにて箱ワイン再び。 こちらは箱の縦横比がうまいのかおなじ3Lでもコンパクトな印象。 パッケージも潔く2色刷り、デッサン風のスペインの都会の街並みの絵。 シンプルで手作り感あふれるこの感じ、好き。 安くて無駄に手をかけない感じ、好き。 食品のパッケージは文字や商品、原料の絵などで賑やかに彩られることが多いが、ワインのエチケットには芸術、アート、センスの良し悪しをを感じるなあ。 さながら美術鑑賞だな、と数々のラベルたちを見て思う。ワインならではの楽しみの一つ。 さっそく開封。 側面下部の切取線に沿って穴を開け、注ぎ口を取り出し定位置にセット。栓をぐるりと取り除いて両脇のレバーを同時に押す。最初は水圧が強いから跳ねないよう慎重にグラスに受け止めて。 うん。 「イエローグリーン色にライムよのうな香り。」 端的な紹介文そのままの印象。 香りは控えめでシトラス系、辛口だろうなと思わせる。シャープな感じもまた乙。 ひとくち。 ん、レモンやグレープフルーツの皮のようなホロ苦さ、その後にさわやかな酸味。辛い。なんだか大人味。 「軽快で爽快な味わい。余韻は程よく、キレの良さもあります。」 そう、さらさらと流れていく。 辛口で一度にたくさん飲めないけど、それが返って後腐れない余韻を楽しむには良いかも。 度数は11%と最近の中では高め。 ゆっくり楽しんで、秋の夜長を満喫したい。 いい季節になってきた。