味わい |
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香り |
ワイン名 | SETE Alimento 2019 |
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生産地 | Italy > Lazio |
生産者 | |
品種 | Ottonese (オットネーゼ) |
スタイル | White Wine |
2022/09/04
(2019)
『No.877 梨寄りのアリメント』 9月に入り、ふとカレンダーを見ると、妻と娘の用事がそれぞれ書きこんである。保育園の運動会に、歯医者。妻は参加する友人の結婚式に、職場の研修。 妻に催促されたのもあり、僕も記入する。 定期健診と休日出勤。何だか華やかな用事がないのが残念な今日この頃。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・豚こまと野菜の炒め物 ・ジャガイモと鶏肉のローズマリー風味のグリル それにご飯と味噌汁といった具合。そして、イタリアはラツィオのセーテのアリメント2019年をお供に。はじめましての作り手セーテ。オットネーゼ100%の一本イタリア土着品種なのかな。イタリアはこういうの多いよな。 そんなこんなで抜栓し、グラスに注ぐ。鮮やかなオレンジ色。少し粘度強めかな?ほのかに香るリンゴや梨の香りにこれまたうっすらとゴムのニュアンス。そして一口…あぁ、これは美味しい!香り通りの果実の味わいにもう少しトロピカルな雰囲気が足された感じ。そしてキュッとくる心地良いアクセント的な酸味。アフターのほのかな渋味がまた良し。 うーん、この味わいはどことなく新鮮。アリ寄りのアリな飲み口。このほのかな甘味を有するフレーバーが食を誘ってくれる。ちなみに今日の野菜炒めは焼肉のたれとバルサミコで味付けしているのだが、焼肉のたれのフルーティさとこのアリメントが実に合う。おかずも美味けりゃワインも美味い。もう最高じゃない!グリルも言わずもがな。進んでしょうがない。 パッと見、とろとろの液体にゆるゆるな飲み口かなぁ…と思ったが、それは思い違い。豊かな果実味ではあるが、無駄に甘さはなく、飲み口はしゃっきり。喉の通りもスルスルリ。そしてまた一口また一口と欲してしまう恐ろしさ(いい意味で)。そして果実味の中で特に感じられる梨感が自分の中でドンピシャなんだよなぁ。 オットネーゼという品種って、あんまり自分の中でそこまで身近に感じられなかったけど、このアリメントで一気に身近に感じられたかな。 ごちそうさまでした。
2021/10/23
後味が唯一無に
2022/01/15