味わい |
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香り |
ワイン名 | Rothbury Estate Chardonnay |
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生産地 | Australia |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | White Wine |
2015/07/03
女友達経営のパン屋に(休店日にお邪魔して)日中から南アの美味しいスパークリング・ワインを味わっていると、自転車でフラッと現れたフツーのおばさん。 女友達とは旧知の仲らしく、お休みだろうが動じない。 昔ながらの駄菓子屋や八百屋で用いられそうな茶の紙袋から取り出して、女友達に手渡したのは、2本のワイン。 「ありがとう~」と女友達。 勿論、そのフツーのおばさんが立ち去ってから尋ねた。 「娘さんがソムリエの、フツーのおばさん」と女友達。 娘さんがデイリーにと時々持ってくるワインを女友達にもお裾分けしてくれるとのこと。 オフのパン屋のカウンターが女性4人と病み上がりの中年男で埋められ、店主が飲み屋の女将と化した中(ちょっとしたツマミも出してもらえた)、2本目のワインに選んだのは、その貰い物のワインの内の1本。 オーストラリアのシャルドネ。 目にするのは初めて。 デイリー感覚で飲むタイプだが、美味い。 私の場合、90年代初め頃から、デイリーのシャルドネは豪州産主体だったので、すぐに馴染めた。 某ワイン・バーの女性オーナーが店を開ける前にちょくちょく寄っているらしいし、パン屋で気軽にワインをという思いがあった女友達にはこんな展開が嬉しい。 以前、10年間続けたパン屋ではワインの品揃えが良く、ボトル飲みも出来た。 その業者と新たに契約をしているところとのことで、これからはボトルの品数も増えていきそうだ。 ワインにあったおつまみの開発も進めるとのこと。 勿論、彼女の拵えたパンだけでも充分にワインのお供になる。 この後、ワインは彼女のプライヴェートな白を1本開けてくれた(話に夢中で写真どころではなくなっていた)。 女友達に見送られ、我々5人がオフのパン屋を出たのは19時過ぎ(ひたすら、大掃除の邪魔をしていただけだった)。 ワインを3本にオツマミも出してもらい、何だか申し訳ないと思い、泡の後の白を飲んでいる時に「図書館へ寄る」と抜け出し(実際に図書館へ行く予定だったのだが…)、少し離れたところにあるスーパー『オオゼキ』で(以前に飲んで美味しいと思った)泡と白の2本を購入し、帰り際に手渡した。 お店を締めた後にスタッフと気軽に飲んでくれればと思う。 「ちょいと一杯」のつもりが何杯もということになってしまったが、復帰ワインの場が楽しくて本当に良かった。 麗しの女性達に礼を。 因みに、4枚目の写真は、フツーのおばさんが持ってきたボルドーの赤。 女友達は泡や白が好きなのでこちらは今回は見送りになった(さすがに、いただいたばかりの2本を立て続けに空けるのはちょっと…)。
2016/05/02
(1968)