Ridge Monte Bello 2006
リッジ モンテ・ベロ

2-3-4-5:14 時を超えた味わいが時間と共に滲み出てくる。口にした瞬間から笑顔になれる優しい力強さが黄昏に向かう静寂なひと時に繋がっていく。良いタイミングで出会えた?

オークラのワインアカデミー、アドヴァンス クラスのアメリカ編。吉田ソムリエ、オールバックっぽいヘアスタイルがお似合いで素敵。 さて、赤の締めくくりは、先日のマスタークラスの懇親会でもいただいた、リッジのモンテベッロ 2006。 またまた出会えまして嬉しい限りです。 やはら香りの立ち方が、一段上と申しますか、とても華やかで艶やかです。粘性も強く、アルコール度の高さがうかがえます。トゥーミーよりも、さらに脚がゆっくり、まったり。 ブラックベリーなどの黒系果実、パワフルな果実感を楽しめるアメリカらしいワイン。2006とバックヴィンテージということもあり、タンニンが上品に溶け込んでます。美味しい。 チーズは、マーブル状のいかにもアメリカちっくな見た目のゴルビー・ジャックと、オランダ産のプリマドンナ。プリマドンナは、ナッティでコクがあります。

RIDGE Monte Bello 2008 ワインアカデミー後の懇親会。ブラインド大会は続く。もうこの辺りから、いい感じに。 カリフォルニアのカベルネ系とは思いまして、渡部先生のお好きなダラ・ヴァレかなーと予測するも外れ。 なんとリッジのフラッグシップワインがでてきました。ただただ美味しい。 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティベルド、カベルネ・フラン

大塚食品が持っているワイナリーらしい。 干し葡萄、バニラ、樽が混じりあって柔らかい香り。味わい。 これはとてもおいしい。

カシスやブラックベリーの香りにバターのようなねっとりした香り、絵の具のような濃さが香りにも感じられる。 11年の年月が以前飲んだら濃厚さが勝ち過ぎる味わいからエレガントさを纏うようになっている。 滑らかでタンニンはかなり強いが柔らかさがあり、以前の印象と全く異なる。 ねっとりと強くそして円熟した味わい。