味わい |
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香り |
ワイン名 | Rata Poil Chimère |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Trousseau (トゥルソー) |
スタイル | Red Wine |
2021/04/22
(2015)
『No.734 野性味あふれるトゥルソー』 朝夕こそまだ肌寒いが、昼間はだいぶ暖かい...というか、ちょい暑いですね的な感じになってきたような。 そうなると、週末は弁当でも持って、郊外の公園に遊びに行きたくなるなぁ。ただここ最近の週末は雨模様だったりしたからなあ。 次こそは...なんて思いつつ。 そんな今日の夕飯は... ・鶏手羽とカブの煮物 ・ご飯と味噌汁(カブの葉となめこ) おお、大好きな鶏手羽の煮物!しかも今日はカブと一緒に煮込んだんだ。カブのあのトロッとした具合が実に絶妙なんだよなぁ。そして今夜はフランスのラタ・ポワルのトゥルソー・シメール2015年をお供に。思えばラタ・ポワルって何本かキープしてるけど、飲むのは初めてだ。なんだか少し緊張する。 グラスに注ぐと、少し淡い感じのチェリーレッド。液体は少々とろみが感じられるような粘度。そして香りの方は...あっ、久しぶりに感じるケモノ香がうっすら。やんちゃとまではいかないまでも、その片鱗は感じられるかな。そして奥底から感じる甘酸っぱい果実の香り。さてさて、そして一口...おぉ、思いの外豊かな味わいだなぁ。さくらんぼやプルーン、レーズンのような湿った果実感。ところどころ感じるベリー系のようなフレッシュさ。腐葉土のようなニュアンスに、若干の還元的な要素。ただこれはスワリングすると飛んでく感じ。フレッシュさも感じさせる果実味に伸びの良い酸味。飲み始めは軽快さすら感じさせる軽いタッチだが、飲み進めると、味わいの豊かさに感嘆してしまう。 うん、これはなかなかやりますなぁ...的な味わい。今日のような醤油やめんつゆで味付けした鶏手羽の煮物と実に相性がいい。個人的見解だが、これは和食の煮物なんかとの相性がなかなか良いのでは...と思ったり。照り焼きや西京焼きなんかに会うんじゃないかしらん。 そして、これが初めてのラタ・ポワルだったのだけど、意外とワイルドで野性味のある味わいなんだなぁと。僕は勝手ながら、もう少し線の細い神経質な飲み口なのかなと思っていたんだけど。 そんなこんなで、初めてのラタ・ポワルは...一本飲んだだけじゃわかんないか。また次の機会に...ごちそうさまでした♬