味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Quilceda Creek Cabernet Sauvignon 1988 |
---|---|
生産地 | USA > Washington > Columbia Valley |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) |
スタイル | Red Wine |
2020/06/10
(1988)
1988 クィルシーダ・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン コロンビア・ヴァレー ワシントン/USA 6/9ワイン・その5 超越的な1998の後は、さらに10年遡った1988をいただきました。 こちらもデカンタージュしたもの。 エチケットがかなり違うので、一見、同じワインに見えませんが、ワインそのものは、恐ろしいほどソックリです。 10年の違いはどこに顕れているのか? はっきりとした言葉で説明するのが難しいですね。「より洗練された状態」としか言いようがありません(苦笑) そもそも、そんなあるのかないのかわからない、微妙でしかない差を見つけるより、目の前の快楽を追求する方が楽しいに決まっています。 ひたすら飲み、ひたすら食べ、ひたすら話し、ひたすら笑う。 その繰り返しを経て、1988を飲みながら思ったことは、このワインはポーイヤックのさる一級ワインによく似ているなあ、ということでした。 そのワイン、長男が産まれた次の日に、出産当日に駆けつけてくれた義理の母とお祝いに開けて飲んだんですが、その時の味や香りを、そして晴れやかで幸福な気持ちを思い出しました。 素晴らしいワインには、目の前の現象を超えて、素晴らしい記憶や体験を喚起する力があると思います。 それは、疑いもなく「人を幸せにする」力であり、「より良く生きる」ための力になるものだと思います。 クィルシーダ・クリークのワインには、間違いなく、そんな素晴らしい「力」が宿っていることを感じました(๑˃̵ᴗ˂̵)