味わい |
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香り |
ワイン名 | Quarticello Cascinaronchi |
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生産地 | Italy > Emilia Romagna |
生産者 | |
品種 | Malvasia di Candia Aromatica (マルヴァジーア・ディ・カンディア・アロマティカ) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2023/11/29
(2016)
『No.1039 ドライでビターで』 僕が専門学校生の頃の話…何十年か経つのかな。 昼間は専門学校生、んでもって夜はレストランで給仕のアルバイトをしていた。ティラミスやパンナコッタもそのレストランで知った具合。そして“スプマンテ”というものもそこで知った。 初めて飲んだ時、とても美味しかったことを今でも憶えている。 そんな今日の夕飯のメニューは… ・肉じゃが ・茶碗蒸し ・アボカドとプチトマトとモッツアレラのサラダ これに味噌汁といった具合。そして今夜は、イタリアのクアルティチェッロ、カッシーナロンキ2016年をお供に。いわゆるスプマンテというやつである。まさか肉じゃがや茶碗蒸しに合わせるなんて、あの頃の僕には想像もつかなかったであろう。土着品種であるスペルゴラ100%の一本。あの若かったころに味わったスプマンテの味に近いのだろうか…ってあんま憶えていないんだろうけど。 慎重に抜栓し、グラスに注ぐ…おぉ、勢いありの泡と共に黄金色の液体が…まるでビールのようだ。一方香りの方は、レモンやライム、そして香ばしいトーストのような香りも感じたり。そして一口…ほぉ、実に力強い味わい。強いガス感にギュッとくる強めの酸味。レモンやライム、青リンゴのようなフレッシュでジューシィーな果実味。トーストやローストしたナッツのような香ばしさに少しだけ感じるハーヴィーなニュアンス。程よいコクとキレの良さがたまらない…と書くとビールのような気もしないでもないが。 強いながらもキメの細かい泡の質感が決して食事の邪魔をすることなく、良いアクセントになっている。 このビターでドライな味わいは、少し甘めの味付けの肉じゃがとよく合う。このリセット感が実に小気味良く感じてしまう。アボカドのサラダや茶碗蒸しともなかなかの相性。このスプマンテ食事の許容範囲が広そうだ。このビターでドライな味わいだと、赤身の刺身やカツオのたたき、アジフライや今まさに旬のカキフライ、鍋なんかにも合いそうだなぁ。 あの頃かしこまったレストランでスプマンテを…って思ってたんだけど、こうやって家庭料理を食卓で味わいながらスプマンテを…ってのもいいんじゃないかなぁ…と当時の自分に教えたいなぁ。 ごちそうさまでした。
2018/01/03
プレゼント
2017/06/27
クアルティチェッロ、メーカーズディナー。 今日は、イタリア、エミリアロマーニャのビオワインを楽しもう♪ ウェルカム スパークリングワイン。 ドライでナチュラルな味わい!
2018/05/24