Prinz Salm Riesling trocken
プリンツ・ザルム リースリング トロッケン

2.50

1件

Prinz Salm Riesling trocken(プリンツ・ザルム リースリング トロッケン)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • レモン
  • 白桃
  • 白い花
  • 石灰

基本情報

ワイン名Prinz Salm Riesling trocken
生産地Germany > Nahe
生産者
品種Riesling (リースリング)
スタイルWhite Wine

口コミ1

  • 2.5

    2020/12/05

    (2020)

    2020 プリンツ・ザルム リースリング トロッケン ヴァルハウゼン ナーエ/ドイツ 木曜日に飲んだワイン。 ある日、仕事の合間にTwitterのタイムラインを眺めていたら、フォローしているドイツのワイナリーの醸造責任者の方の「あとお一人ご参加いただけますが、ご希望の方いらっしゃいますか?」というツイートが目に飛び込んできました。 たまたまドイツから帰国中のその方が醸造した2020年の新酒(1本!)を味わう定員8名のワイン会で、残席が1名分あるという内容です。 これも何かのご縁と思い、即座に手を挙げ、めでたくワイン会に参加することになりました。 当日は、参加者が好きなワインを持ち寄り、自己紹介と持ち込みワインの簡単な説明の後、カジュアルなワイン会が始まりました。 高名なワインスクールの著名講師の方や、ちょうどその日にソムリエ・エクセレンスに合格された方、カリフォルニアのワイナリーでオーナーをされている方など、ザ・プロフェッショナルもズラリでしたが、とても和やかで寛いだ雰囲気でリラックスしてワインを楽しみました。 さて、本日の主役は2020年産のドイツ・ナーエのリースリング・トロッケン。 作り手のプリンツ・ザルムは1200年代から約800年間続く名門の醸造所。プリンツはプリンス、ザルムはエチケットにも描かれているサーモンのこと。鮭王子⁇∑(゚Д゚) その醸造責任者となったNagiさんの、責任者としての初めてのヴィンテージが2020年なのです。 ワインは、クリアーな柑橘や熟した白桃のような香り。 「残糖が7g/l程度(正確な数字を聞いたはずなのに忘れてしまいました…)あるので、少し甘いですよ」と仰っていましたが、とても酸が豊富でバランスの良い辛口です♪ 念のため「トロッケン」の定義を後で確認すると、残糖量4g/L以下。もしくは残糖量9g/L以下で、残糖量と総酸量の差が2g/L以下、とありますので、やはり酸が豊富なことでトロッケン表示が可能であることがわかります。 フレッシュな果実の瑞々しさと、コリッとしたミネラル感の釣り合いも取れていて、とても気持ちの良い味わいの新酒でした。 このワイン、グローセスゲヴェクスの単一畑の一部の区画から収穫されたぶどうを使ってつくられたものだそうです(聞き間違いでなければ…)。 いまやドイツのワイナリーでもメーリング・リストの顧客のために、ぶどうの収穫量や出来にかかわらず、事前の計画通りの生産ポートフォリオを完成させなければならないそうで、これがめちゃ大変とのことでした。 とても細かいテクニカルなことも含めて、一見クールに、でも本当は熱く思いを込めてワインを語るNagiさんは、とても輝いていました☆ ところで、バックラベルに、聖書のことばを発見しました。これ、毎年違う聖書箇所を引用しているみたいですね。2020年は旧約聖書のイザヤ書から以下の箇所が取られています。 「その日には、見事なぶどう畑について喜び歌え。 主であるわたしはその番人。常に水を注ぎ、害する者のないよう、夜も昼もそれを見守る。 」(イザヤ書:27章 2-3節)

    プリンツ・ザルム リースリング トロッケン(2020)