味わい |
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香り |
ワイン名 | Prinz Jungfer Riesling Kabinett |
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生産地 | Germany > Rheingau |
生産者 | |
品種 | Riesling (リースリング) |
スタイル | White Wine |
2022/02/06
(2014)
『No.808 真っ当であるということ』 水曜日の話。 気が付けばもう二月。月並みな言葉しか出てこないが月日が経つのが本当に早い。早すぎる。ちょっと前まで正月だなんだ…と思っていたのに。 そしてテレビCMでひな人形のコマーシャルが流れると、娘が「うちはいつ出すの?」とのこと。あれ出すのは良いんだけど、置いとくスペースを確保しないといかんのだよなぁ… あぁ、週末にやっとかなきゃだよな。 そんなことを思いながらの、この日の夕飯のメニューは… ・チーズインポークソテー・きのことトマトのソテー付き ・ほうれん草のバターソテー・ごま添え ・茄子の煮びたし そして白ご飯と溶き卵のすまし汁といった具合。そしてこの日はドイツのプリンツのハルガルテナー・ユングファー・リースリング・カビネット2014年をお供に。久々に真っ当なというかカッチリなイメージのリースリングを。 キュリキュリとスクリューキャップを開け、グラスに注ぐ。香りとして感じられるのは柑橘の香り。レモンというよりはグレープフルーツかしらん。ガソリンスタンドのようなぺトロール香も少々。そして一口…おっ、これまた実に真っ当な飲み口。口に含むと擦ったリンゴのような果実味とアクセント的な酸味。あくまで句読点的な。コリっと小気味良いミネラル感、そして中盤で感じられる甘味。まどろっこしさを感じなくもないが、あくまで許容範囲内かな。アフターにオレンジピール的なほろ苦さと中盤の甘さが交わって喉へ。 思ったよりも味わいに厚みが感じられるのは甘味のせいなのかな? 中にチーズを仕込んだポークソテーとの相性は言わずもがな。おいしいんだってこれが。そして添えてあるトマトのソテーの酸味と中盤からくる甘味と程よく合う。酸味を気持ちよく包み込むような。飲み始めで感じる甘さが中盤からいい仕事してくるなぁホント。 きのこやほうれん草のソテー、茄子の煮びたしとホントよく合う。芋焼酎の甘さのようなものとは…ちがうか。 こうして飲み進めていくと、プリンツさんの実直な仕事ぶりが嬉しくなるわけで。 やはり、ドイツのリースリングは素晴らしいな。ごちそうさまでした!
2016/07/22
(2014)
2014/06/28
(2012)