Potel Aviron Morgon Côte du Py Vieilles Vignes
ポテル・アヴィロン モルゴン コート・デュ・ピイ ヴィエイユ・ヴィーニュ

固く閉ざされている感じ、もっと後に飲んだ方が良いと思う。が… 手巻き寿司ともに空けてしまいました(*´-`)

飲まずに想像がつかないし、飲んでも理解を超えてくる。ガメイというブドウ品種を真正面から受け止めさせてくれる。 ノンフィルターだからか透明度は低いが縁はオレンジがかり赤茶色に退色している。香りはドライフルーツ、スパイス、紅茶。味わいはこれ以上の発展はないものの円熟しており、きめ細かいタンニンと酸が全体をいまだ引き締める。15年近く経っても終わってなどいない。 以下、輸入元資料より。 「醸造は、マセラシオン・カルボニックもマセラシオン・ボージョレも行わず、コート・ドールの伝統に則った醸造を行っています。培養酵母を使わず、開放式の大樽で自然酵母で発酵。醸造中はSO2を出来る限り使用せず、熟成は全て樽熟成。新樽率は20〜25%に抑え、熟成期間中は一切澱引きを行わず、澱の上で12〜15ヶ月。マロラクティック発酵も自然に任せたままにしておき、基本的に清澄もせずフィルターもかけずに瓶詰めを行っています。」

コート・デュ・ピィ‼︎ ...あ、15年は早すぎますよ。ただ、モルゴンのコート・デュ・ピィと言う区画って言うだけで良いんです（笑）たぶん教科書とかにも載ってないんじゃないかなぁ...

三年ぶりにまた飲んだ。前回と比べて非常に落ち着きが出ている。当然と言えば当然か。とはいえ、まだ酸とタンニンがどちらも感じられる。粉のように細かいタンニンと、全体に張りを与えている酸が味を支えている。温度が低いからか、この静かな味わいはお茶に通ずるものがある。

ものすごくフレッシュでした。