Pierre Yves Colin Moreyピエール・イヴ・コラン・モレ

ワイナリー名は、当主であるピエール・イヴ（マルク・コランの長男）と、妻のカトリーヌ（ジャン・マルク・モレの娘）の名前に由来。2001年にシャサーニュ・モンラッシェの教会脇に地下セラー付きの邸宅を購入し、ネゴシアンビジネスを開始。2005年、両家の畑の一部を相続しドメーヌを創設。現在もドメーヌとネゴシアンを兼業しており、その比率はおよそ2：1。ドメーヌのワインはサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェが中心で、ネゴシアンのワインはムルソーやピュリニー・モンラッシェなど。ブドウは化学合成物質を使わない、事実上のビオロジック栽培を実践しており、買い付けブドウもドメーヌのスタッフが収穫と選別から行っている。昨今のブドウは完熟しているため、十分にリッチさが得られるとピエールは考えており、プレマチュア・オキシデーション（熟成前酸化）を避け、バドナージュは行わない。