Paolo Scavino Barolo Riserva Novantesimo
パオロ・スカヴィーノ バローロ

持ち寄りワイン会。 ブラインドでイタリア赤3本。 先ずは以前にも頂いたパオロ・スカヴィーノ・バローロ・リゼルヴァ・ノヴァンテシモ2011年です。 こちらは2011年にワイナリー創設90周年記念の特別キュヴェで、彼らのヒストリックなヴィンヤードのブレンドで、昔のエチケットを採用。 オレンジ掛かった少し濁りのあるルビー色。 綺麗なレッド・フルーツにオークやスパイス、薬草等が品よく香ります。 ピュアでクリーンな果実味、少しタニックながらも柔らかな全体感。バランス感も良く優等生的ながらも特にこれと言った感動する特徴がないのも前回同様。 やはりバローロは古典派が好き。。。

ワイン会、次のルージュはパオロ・スカヴィーノ・バローロ・リゼルヴァ・ノンヴァンテシモ2011年を頂きました。 モダン・バローロ・ボーイズの筆頭スカヴィーノですが、創立90年を祝して、先代に敬意を払い、昔ながらの作り方で醸造された特別キュヴェになります。 若干オレンジ掛かった落ち着いたルビー色。 チェリー系赤果実の、メンソールやセロリ、フェンネルなどかなり個性的な薬草系のアロマ。 個性的なアロマに隠れた赤果実とスパイシーなミディアム・ボディの果実味は、タンニンも酸味もバランスよく、少しのオークを感じも、特にこれと言ったインパクトもなく、自分の好みとは少しかけ離れているのが正直なところ。 やはりはあまり好きになれないスカヴィーノ。。。

エノテカ山陽姫路店 コラヴァンテイスティングにて 非常に上品でかつ力強い印象、堅牢さを感じさせるミネラル感をしっかり感じる。 クラシックなBaroloのスタイルで、2011で約9年熟成だがまだまだ若々しい力強さ、堅牢さを感じさせる。

バローロのクラシカルな造り方、単一畑でははなく、所有するバローロのグラン クリュ級畑(イタリアにはグラン クリュ制度はありませんので、銘醸畑若しくは生産者達が暗黙で認めている最良区画を比喩した言い方で)のぶどうをブレンドして醸造。90年記念のオマージュワイン。次のリリースは2023年予定。落ち着いた花のブーケの香り、エレガントで優雅ですね。これからが楽しみ。