Pancrazio Pinot Nero
パンクラツィオ ピノ・ネロ

ストロベリー、赤系果実の香り 紅茶　 ミント 葉巻 枯葉、レーズン 香りの変遷 あまさと、凛としたたたずまい 紅茶 ほのかな酸と、適度なタンニン 上品ながらも軽やかな味わいのワインでした。 おいしいです。

サン・パンクラツィオは1388年からトスカーナ州の銘醸地キアンティに続く家族経営の生産者です。 代々ワインやオリーヴオイルを生産してきましたが、2000年から高品質ワインの生産者へと変貌を遂げたのです。 オーナーであるヴァレンティノとシモーネ夫妻はこの畑のポテンシャルを見出し、大量生産が主流のキアンティ地区では珍しい、自社ぶどうを使用した最高のワインを造ろうと決意したのです。 彼らは23haの畑をDOCG（イタリア原産地呼称の最高峰）であるキアンティ地区に所有し、キアンティ・クラシコ地区にも2つの単一畑を所有しています。 ワイン造りは夫妻を中心にして伝統的な製法に則ったキャンティを造ると共に、最新の醸造技術を駆使するなど積極的に品質の向上に努めています。 キャンティの地で選ばれた伝統的な畑からのぶどうを名乗ることができるキアンティ・クラシコ。このワインも自社畑の最もよい区画のぶどうを使用し、全て手摘みで収穫。 さらに大樽にて10ヶ月熟成させた後、6ヶ月間瓶内熟成を施した超熟ワインです。 イチゴ、チェリーの香り。 適度な酸味と少しのタンニン。 フランスワインに近い味わい。 売り手はシャンボールミュジニーに似ていると言っていたが、言われると確かに。