Ottoventi Nero
オットヴェンティ ネロ

『No.427 パワフルでクリーンな美味しさ』   そんなこんなで本日より三連休。今日は娘や妻や義母の用事に付き合った感じで終わった一日。まぁそんな日もあるよなぁ。 そんな今夜の夕飯は ・ラムのロースト ・チーズ風味のボロネーゼのパッケリ 先日、通販で利用させてもらってるワイン屋さんから、いただいたパッケリなるショートパスタを食べてみた次第。そして今夜の夕飯に合わせるのは、イタリアのオットヴェンティのネーロ2010年をお供に。オットヴェンティのワインは過去にグリッロやネレッロ・マスカレーゼを飲んだことがあるが、クオリティの高さは抜群だと思うのに、知名度は今ひとつ...といった感じが否めない。 ちなみにセパージュは... ・ネロ・ダーヴォラ60% ・シラー40% そんなこんなで、グラスに注ぐと濃いめの赤黒さ。香りの方は黒果実系のフルーティな香り。そして一口...ほぉ、濃いめの赤黒さというかわりとどす黒い色合いに反して、飲み口はわりと軽快で意外な程のフレッシュさすら感じる。しっかりした骨格で無駄な贅肉がないそんな印象。でもしなやかさはしっかりと感じるなぁ。 味わいもパワフルながらもクリーンな美味しさで、これまた無駄な雑味がない感じ。この辺りのソツの無さもいい印象なんだよなぁ。 ラムのローストは言わずもがなな相性の良さ。そしてパッケリのような小麦の風味がほんと豊かなショートパスタにもいい相性。飲んでて思うのは、これ麻婆豆腐に合いそうかなと思うのだ。麻婆豆腐だけじゃなく、回鍋肉や酢豚みたいな中華にも合いそうかな。 パワフルなのに実にクリーンで気持ち良い飲み口。リピートしたいけど、インポーター次第なのかな。個人的にはこの作り手大好きなので継続的に輸入してほしいなぁと思ったり。 何はともあれ美味しかった！ごちそうさまでした。

赤じゃなくて黒