Ottoventi Grillo
オットヴェンティ グリッロ

『No.59 あの味をもう一度』 以前飲んで、印象が良かった一本を今夜は再飲することにいたします。以前飲んだ時とまた印象が変わったりもしますよね。良い意味でも悪い意味でも。 本当は今夜は赤でも…と思ったのですが、2人とも帰りが遅く、しかもカーネルおじさんのチキンときたもんですから、白にチェンジした…ってだけなんですけどね。 そんな今夜のメニューは… ・ケンタッキーフライドチキン ・マグロとアボカドのスパゲティ・バジルソース和え ・チキンナゲット ・コールスローサラダ です。そして今夜はイタリアのオットベンティさんところのグリッロ・セレツィオーネをシュポーンっと開け放ってみようと思うのです。 それでは香りの方からいってみましょう…ふんわりとした果実香。あくまでふんわりです。さて一口…ほぅ、柑橘系の果実味と控えめながらもアクセントと成り得る酸味、そしてこのコリコリとしたミネラル感が素敵です。 後味にほんのりバニラのニュアンスがまた小気味よいのです。 前にも感じましたが、色々な味わいなのに、前面に出すぎてないところが、食事と合わせやすいです。 うん、これはほんと美味しいです。決して派手な感じではなく、控えめながらも誠実さを感じさせるオットベンティさんのファンになりそうですね。

このグリッロと生しらす最高です。

酸、ミネラル、非常に骨格がしっかりしていて、グリッロの印象が変わってしまうようなワイン。海産物はもちろんハーブのきいた羊なんかにも合う。