Ninth Island Pinot Noir
ナインス・アイランド ピノ・ノワール

タスマニアのピノ・ノワール。 開幕から閉じてる感じは無く、直ぐに飲める印象。 ラズベリー、チェリー、薔薇はそこそこに赤い花の感じ、若干イングリッシュブレックファストティー等が香る。 時間の経過でステンレス、薔薇、 辛口〜やや辛口、タンニンは緩やかに収斂する、生き生きとした酸、余韻やや長め。 快晴、海が見える高い丘、そこに風が吹きすさぶ。。。 こんな風景が浮かんだが、二階堂のCMの一説を参考にするならば、それはインスピレーションから生まれた風景ではなくて、ぶどうが見た夢（言うなれば記憶）なのだろうか・・・ 多分そこにテロワールという言葉の真髄がある様な気がする・・・

タスマニアのお土産ピノ。 牛肉の赤ワイン煮込みと合わせました。

ワインの色は薄い感じなのに意外にタンニンがしっかり味わえる。

ピノノワールの隠れた名産地、豪州タスマニア北部Tamar Valley(寒冷地)のピノノワール。１日目は苦味が強かったが３日目に飲んだらまろやかになっていた。ただし、口の中を乾燥させるような渋み(タンニン？？)はまだ残っていたが私はこの感覚が好きではない。Tamar Valleyの他のワイナリーの方がよい。次は買わない。

2ケ月ぶりのワイン教室にて、PN飲み比べ。 ①カリフォルニア(米)、②オレゴン(米)、③タスマニア(豪)、④ウンブリア(伊)の4種ブラインド。 約15名の受講者が一番好きなワインを発表したら、タスマニアを選んだのは僕のみ…。この美味しさを誰かと共感したかったのに、めちゃ寂しいやん… ややオレンジがかった、透明感ある淡いルビー。 香りは、イチゴ、木(樽)、スパイス(控えめ)。 口に含むと、円やかな果実味が広がり、心地よいアルコール感が残る。 こなれた酸、細かいタンニン。 あー、幸せ♪