味わい |
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香り |
ワイン名 | Mas Coutelou L'Oublié |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Syrah (シラー), Carignan (カリニャン), Cinsault (サンソー) |
スタイル | Red Wine |
2019/03/27
『No.474 ソレラシステムとは?』 仕事を終えて、娘を保育園に迎えに行って...というのはいつもとおんなじ夕方の流れ。ここから家に戻り、夕飯を作るか、娘と家のそばを散歩する...といつものパターンだが、今日は違った。友人へのプレゼントを買いに行っていた妻と待ち合わせて、駅ビルの蕎麦屋で夕飯を食べたのだ。 なんというか、外で待ち合わせて、夕飯を食べるという行為がなんか久々で嬉しいやら、ちょっと照れくさいやらって感じで。そしてなんだか懐かしいやら妙に新鮮やらって感じ。蕎麦屋の夕食もまたいいんだけど、唯一飲めなかったのが心残り。 というわけで、自宅に戻って晩酌を。そんな今夜のメニューは... ・牛肉の赤ワイン煮(無印のレトルト) ・デンマークチーズのパン(駅地下のパン屋) ・ハッシュドポテト(駅地下のパン屋) ちょっと内容濃いめだけど、量は少なめ...でもないか。そして今夜はフランスのマス・クトゥルーのルーブリエをお供に。 セパージュはシラー、カリニャン、サンソーのブレンドらしいが、ソレラシステムというシェリー酒やワインなんかである醸造方法で作った一本。ソレラシステムが気になる方はググってください。 例えると...うなぎや焼き鳥屋なんかで聞く、タレの継ぎ足しみたいな感じだと思っていただけたら...いいんじゃないかと思う...たぶん。01、07、09、10、12、13、14、15年の8ヴィンテージのワインをブレンドしたキュヴェ。もうどんな味わいなんだか想像もつかない。多分濃いんだろうなぁ... そんなところで抜栓し、まず香りの方を...おっ、キテるなぁ...このケモノのような還元的な香り。還元の奥底からベリー的なキュートな果実の香りを感じなくもない。ちょっと湿ったキノコっぽさも。そして一口...おおっ、思いの外まろやかさが感じられる味わい...熟成感というものなのかな? そして熟成感的なまろやかさに、どことなくフレッシュさも感じたり。酸味は思ったよりも感じない。ただ喉へのイガイガ感が少し強い。舌先へのピリピリ感も感じるかな。 これもしかしてまだ落ち着ききってないのかな。少し荒いんだよなぁ...飲んでてそう思うのだ。もしかしたらまだ開けるのが早かったのかな? 今のままでも悪くはないんだけど、あくまで主観ではあるが、抜栓するのがまだ早かったのかなと、つい思ってしまう味わいのバラツキ具合。ポテンシャルの高さを感じさせる素の部分が多分に感じられるからこそ思ってしまうのだ。 もしそうだとしたら作り手には大変失礼なことをしてしまったと思わずにはいられない。ソーソーリー。でも美味しかったです!ごちそうさまでした。