味わい |
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香り |
ワイン名 | Mas Coutelou Couleurs Réunies |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Carignan (カリニャン), Grenache (グルナッシュ), Mourvèdre (ムールヴェードル), Syrah (シラー), Cinsault (サンソー) |
スタイル | Red Wine |
2023/10/16
(2018)
『No.1022 美しき集団芸』 テレビ放送が終了すると画面にムウォンと現れるカラーバー、あれを見ると、独身時代の休み前のダラーっとした夜更けを思い出す。 まどろみの中、眠ってもいいのについついだらりと過ごす時間。 あの頃は自由だったなぁ。今はどうだ? 年齢的に夜更かしができなくなりつつあるし(体質の変化か)、何より家族がいると眠りの時間を合わせてしまう。これでいいのだ。これがいいのだ。 そんな今夜の我が家の夕飯のメニューは… ・オムハヤシ ・麻婆茄子(冷凍モノ) オムハヤシは昨日の残ったハヤシに玉子を添えるといったもの。そして麻婆茄子は我が家全員大好きなセブンイレブンのもの。そして今夜はフランスはラングドッグのマス・クトゥルー、クラー・レウニ2018年をお供に。さっきカラーバーの話をしたのは、セラーで物色してるときにこのワインと目が合ったから。 カリニャン主体にグルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソーの他に20種類ほどの葡萄を使用とのこと。こないだ飲んだシャトー酒折のジュエルズ・オブ・キスヴィンみたいなもんか。 抜栓し、グラスに注ぐ。鮮やかで落ち着いた感の赤紫色。落ち着いた雰囲気ながらもどっかでこれはピチピチにフレッシュな飲み心地なんじゃないかと思わせる何か。ふんわりとカシスやブルーベリーのような野性味を感じさせる果実香。たまらず一口…おぉ、ほわ~ん。これはずるいくらい美味しい!スルっと口中から喉元へストレスなく入っていく。そして五臓六腑に染み渡るこの様と言ったら…いやはや何というか実に素晴らしい。 柔らかな酸味と穏やかなタンニン、豊かな果実味と真ん中からスコーンと感じる旨味。これらが実に良く混ざり合う…と言うより幾重にも重なり合う。そう、まさにエチケット通りのカラーバーのように。 フレッシュでワイルド感を匂わせる果実味。若草やハーブの要素がうっすら。さっきも言ったが柔らかな酸味と穏やかなタンニン、この二つが実に心憎いくらいいい仕事をしてくれる。そして個人的な見解だが、多品種を混ぜたワインって確かに面白い味わいもあるけど、葡萄の個性を引き出せず、なんか中途半端感も否めなかったりもするが、これはその混ざり合った味わいに磨きをかけ美しい集団芸に仕上げてくれたんじゃないかなと思ったり。 今夜のオムハヤシに実に良く合う…というか、昨夜作って一晩寝かせたからか、作った当初の少々主張の強い酸味が、とても穏やかになり、味わいに丸みを帯びて深みすら感じさせるものになっていた。ブラボー妻! 敬愛なるマス・クトゥルー。美味しいワインをありがとう!ごちそうさまでした!
2021/03/21
(2018)
No647 まるく
2020/10/13
(2018)
仙台で飲もうと同僚が言うので新幹線で駅に降りたら、同僚は乗り過ごし大宮へ(^^) 仕方ないので一人で横丁へ。 一杯目はカリニャン主体の赤。香りがよろし。 あー、マイウー!
2024/03/30
(2020)
2021/01/17
2020/11/01
2020/10/19