Martín Berdugo Crianza
マルティン・ベルドゥゴ クリアンサ

4.00

1件

Martín Berdugo Crianza(マルティン・ベルドゥゴ クリアンサ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ブラックチェリー
  • プルーン
  • 腐葉土
  • バニラ
  • アニス
  • チョコレート
  • タバコの葉
  • ドライフラワー

基本情報

ワイン名Martín Berdugo Crianza
生産地Spain > Inland Region > Castilla y León > Ribera del Duero
生産者
品種Tempranillo (テンプラニーリョ)
スタイルRed Wine

口コミ1

  • 4.0

    2021/03/07

    (2012)

    価格:2,000円 ~ 2,999円(ボトル / ショップ)

    メキシコのワインショップ主催のスペイン(リベラデルドゥエロ)の生産者によるZoomセミナーに参加しました Una charla con Antonio de Martin Berdugo 1990年設立(植樹開始)のファミリーワイナリー Rivera del Dueroの中心部に87haの畑を持つ ドゥエロ川の北側の段々畑、標高は800メートル 2000年にワイナリーが完成(2013年の雷で消失後、再建) 栄養分の乏しい土壌で、上級キュヴェが生まれるのは表土が小石に覆われた畑 小石は直射日光を吸収し、夜に温度を放出→ブドウがよく熟す さらに小石は土中の水分の蒸発を防ぐ 標高が高いと日中の気温差が大きい 特に9〜10月の収穫期近くの日較差が大きいと、果皮が厚くなり、凝縮度と酸度が上がる 一般にリオハ(標高400〜700m)では9月に収穫、リベラ(700〜1,000m)では10月に収穫している 川の近くの砂地のブドウでは若いキュヴェを、小石の畑では長熟キュヴェを造る 完熟したブドウのみでワインを造りたいとの思いから、冷涼な年には種が熟しづらいため、完全除梗し、優しくプレスするなど、気を遣っている スペインで伝統的なカテゴリー(ホベン〜グランレセルバ)を守る理由は、誰もがシチュエーションや食事内容に応じて簡単に適したワインを選べるようにとの思いから この日のセミナー用に2本のワインとハムのセットが販売されましたが、私はクリアンサだけのセットを購入 2012クリアンサは樽熟成18ヶ月を含む24ヶ月熟成後リリース アメリカンオークとフレンチオークを使用 ワイナリーでは樽の使用はmax5年で、同じワインを新樽に入れっぱなしではなく、長熟キュヴェにはより新しい樽の割合が高くなるよう回転させて使っている 500ml瓶なので、750ml瓶より熟成が進むのはやや早い(理由は、大瓶でも小瓶でもコルクを通じて空気と接触する面積は同じだが、それが取り込まれる液体の量が違うから) エッジ付近はややオレンジがかっているが、全体には中程度のガーネット プルーン、ドライクランベリー、チェリーのコンポート、バラのドライフラワー、バニラ、八角、シガー、腐葉土など、複雑な香り 開いてくるととてもフローラルでバニラっぽい タンニンは多いが溶け込んでいる 酸も高いが丸みを帯びている エレガントで全体に丸みを帯びた印象₍₍ ◝(●˙꒳˙●)◜ ₎₎

    マルティン・ベルドゥゴ クリアンサ(2012)