味わい |
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香り |
ワイン名 | Marc Soyard Bulle 077 |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2021/09/25
今日のワイン、2
2021/08/22
「ジャン・イヴ・ビゾの右腕だったマルク・ソワイヤールの問題作」(ネットショップのメルマガ) 2014産のピノ・ノワール100%で熟成期間77ヶ月。 何とクレマンらしくないとしてINAOの官能検査で認められず、VDFとしてリリース。 その後は造られていない模様。 色んな意味で興味深いワインです。 メジャーリーグのオールスター戦後、大谷翔平選手と歩調を合わせるようにペースダウンしていましたが、初紐を狙います。(笑) →認定されました。 【紐付け一番乗り】57本目です。(^_^)v マルク・ソワイヤール NVブリュ077 フランス語の発音としてはビュルとブリュ、どちらなのでしょう? (・_・?) 熟成感を感じる濃いめのシャンパンゴールドですが、少しクラウディでくすんだ感じに見えます。 泡立ちもそれほど豊かではありません。 香りはシェリーから紹興酒のようなニュアンス。 ちょっと苦手かも。(>_<) 味わいは熟成したブラン・ド・ノワールらしくスモモのような果実味と酸味でふくよかではありますが、シャンパーニュのそれのようなリッチな味わいまではいかない印象。 シェリー、紹興酒のニュアンスが気にならない方なら、という感じです。 私は紹興酒系は過敏な方なので、楽しめないとまではいかないものの、リピートはいいかな、というところ。 もっとも1100本程度の生産本数で、その後はリリースされていないようなので、お目にかかる事もないかも知れません。 まだ飲んでいますが、多分半分くらい残して明日のお楽しみに。 (飲みきって持ち越ししないかも知れません。笑) 【8/23 2日目】 初日よりは紹興酒のニュアンスが弱くなり、まずまずでした。 が、熟成させ過ぎ、高過ぎのように思います。 【インポーター情報】 マルクはボーヌの醸造学校で学び、アヴィニヨンで高等技術者資格を修得後、各地のワイナリーで研修し、2007年に栽培醸造学の学位を修得したその年、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ ビゾでジャン-イヴ・ビゾとのワイン造りを開始する。そして6年間、ビゾ氏の片腕としてドメーヌの価値を高めた。この間、マルクは少しづつ彼自身の葡萄畑を購入し拡大していった。 かつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていたコトー・ド・ディジョン。ディジョン市の西に広がる葡萄畑はディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがて忘れ去られたこの地のワイン造りをディジョン市は復活させようと、銘醸と謳われたドメーヌ ド・ラ・クラを購入した。そして2014年、美食の街ディジョンに相応しいワイン造りを行う造り手を広く公募し数多くの応募者から選ばれたのがマルク・ソワイヤールだった。 マルク・ソワイヤールはドメーヌ ビゾで行ってきたこと、栽培・醸造に於いて出来る限り人的な介在を行わない事や醸造法も自然なスタイルを重要とするビゾで学んできた哲学を自らが主導するドメーヌ ド・ラ・クラで実践している。同時に彼が自ら所有する葡萄畑1.18haから見事なワインを生み出している。 (このワインについて) ドメーヌ・ド・ラ・クラの平均樹齢40年の区画のピノ・ノワールを手摘みで収穫後、搾汁し228ℓの樽(新樽なし)にて発酵・熟成。翌2015年6月にティラージュ。瓶内2次発酵と瓶熟成を行う。2021年2月24日にデゴルジュマン。ドサージュなしのブリュット・ナチュレ。ブリュ077とは熟成期間77ヶ月から来ている。全行程においてSo2無添加。 マルク・ソワイヤールがドメーヌ ド・ラ・クラのピノ・ノワールを使って造る挑戦的なスパークリングワイン。INAOの官能検査でクレマン・ド・ブルゴーニュらしくないとAOCを認められず、VDF呼称でリリースされたマルクの問題作。長期熟成により、通常のクレマン・ド・ブルゴーニュとは全く異なった熟成感、この生産者、このワインでしか表現できない内容。 【その他】 「そうなんですよね〜、これもVINICA病の一つでしょうか。」(某ビニカー様) VINICA病、VINICA中毒というとVINICAに投稿したくてついワインを購入してしまう、飲んでしまう、という事かと思いましたが、「同じワインの投稿を避けたくて、リピートを躊躇してしまう」のもVINICA病の1種かも知れません。 前のポストはそれが現れてしまって、手抜きのようになってしまったかなと、反省中。 帰宅途中の夕暮れ時。 棒みたいな雲がちょっと面白く感じてパチリ。