Maison Thomas Bassot Chambolle Musigny
メゾン・トマ・バソ シャンボール・ミュジニー

綺麗な光沢のあるレンガ色。 アールグレイやストロベリーのフレーバーティー、枯れ葉、干し肉、乾燥無花果、しおれた薔薇（の様な感じ）が香った。 エレガントで繊細な中に旨味が乗っかってる印象。 最初は酸化を恐れてボトルからサーブしてたけど、繊細さを壊したくないので3杯目からティーポットに移して細く、音を立てずに注ぐ事にした。 そのお陰か、最初ピーク過ぎ始めかなと思っていた酸が見事に立ち直ったので、それだけ繊細だとわかった。 まあしかし、シャンボールの07とはいえ手頃な値段で買えたからあまり期待してなかったけど（コンディション的な意味で）、本当に当たりくじだったので満足＾＾ てかこの写真から銘柄特定できんのか今のvinicaやべーな＾＾；

備忘録

イブ2本目に開けたのはシャンボールミュジニー。魅惑的だが陰性の香りは空中へと解き放たれます。若干酸味が残るが、空気と混ざることで徐々に甘みへと変化していくのがわかります。 いざ、口の中へと。繊細で最も女性的と評されるその液体は、確かにシルクのような滑らかさを持ってやって来ます。上下顎、舌、歯の隅々まで行き渡るとそこらじゅうで可愛らしい白い花を咲かせます。喉に染み込ませると、体の細胞全てに行き渡り、昇天してしまいます。奥深きブルゴーニュはまだまだ知らない世界が存在し、期待感を煽るのでした…