Le Filigare Maria Vittoria Chianti Classico Riserva
レ・フィリガーレ マリア・ヴィットーリア キアンティ・クラッシコ リゼルヴァ

冬に飲んだ時よりまろやかになっている2017、冬はフルーティが前面に出てましてが、ショコラニュアンスも感じるのは気温のせいかも。時間や季節を経ることで変わるニュアンスは、まさにワインは生きていることを感じます。酸味とフルーティとタンニンバランスが素晴らしい。

キャンティらしい酸味とフルーティー、ショコラニュアンスが2016年より弱いこの2017年は本当に北イタリア料理に合う。今日はキノコのパイ包みで。

濃い柘榴色、ベリーのフルーティと酸味にショコラとスミレアロマ。文字の羅列だけだと2016とあまり変わらないみたいに見えますが、2016がショコラニュアンス強くてアマローネっぽく感じたのに対し、こちらは香りはすみれらショコラの甘さなのに口にすると酸味強い、５年くらい前まであった酸味強いキャンティの個性を感じます。ただ酸味強いのにアフターに引っ張らず飲み干すと穏やかなんですよね、この辺のギャップがリゼルヴァのなせる技なんでしょうね。

ベリーのフルーティと酸味、ショコラの甘さと香ばしさ、スミレのアロマが満遍なく。タンニンと酸の柔らかさが冬にはフレッシュに感じます。ベリーよりショコラの方が濃く感じるので、縮キャベツと黒舞茸のパイ包にも、大変合います。

ストロベリーにダークチェリーに、スミレのアロマの香り、タンニンと酸は柔らかくエレガント、ラグーソースパスタで、美味しくいただいてます。

ストロベリーの酸味とフルーティ香、ショコラニュアンスも感じます。鳥と豚のスペッツァティーノ、ポレンタ添えで最高に美味しく飲めました。

年間生産2,000本のレアワイン、ダークチェリーにショコラの甘いニュアンスもチョイ感じます。キャンティクラシコではあるがさすがリゼルバの落ち着いたニュアンス。秋の夜しっくり飲みます。

樹齢50年以上の葡萄で木樽で2年間熟成したそうです。重量感あるがメチャフルーティなキャンティクラシコレゼルヴァ！今日で実は抜栓3日目ですが、もちろん開けた時も飲み頃で、フルーティとタンニンと酸のバランスがよかったのですが、昨日そして今日とますます柔らかくエレガントになってます、素晴らしいです！ 栓を開けて、ダークチェリーとベリーが息づいていくのを直で感じました。